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2023/6/6 「おしぼりリンゲージ」の世界公募が始まりました!
2023/5/19 「おしぼりリンゲージ」が加わりました。
2023/4/28 クラウドファンディングはおかげさまで目標達成いたしました。皆さまのご支援に心より御礼申し上げます。
2023/4/22 「日本橋エリアを音で紡ぐ」リンケージが加わりました。
2023/3/24 クラウドファンディング、スタートしました。
2023/3/24 ウェブサイト公開しました。
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東京ビエンナーレとは、東京のまちを舞台に2年に1度開催する国際芸術祭。東京のまちに国内外から幅広いジャンルの作家やクリエイターが集結し、まちに深く入り込み、地域住民の方々と一緒に作り上げていく新しいタイプの芸術祭です。
2回目となる東京ビエンナーレ2023は、「リンケージ つながりをつくる」がテーマです。リンケージとは、人間関係だけではなく、場所、時間、人、生物、植物、できごと、モノ、情報などあらゆる存在が複雑に関係しながら、刻々と変容していく世界に生きているからこそ見いだされていく「関係性=つながり」です。
現在のアートの社会的役割のひとつは、コロナ禍における社会環境の変化に対して自由な視点で関係性を持てることにあるのではないか。東京ビエンナーレ2023は、そんなアートの「つながる力」への信頼に基づいて、アーティストと、企業と、地域と、参加者、来場者がそれぞれを取り巻く「リンケージ(つながり)」に気づき、それらに加わる新しいつながりをつくり出す場となっていきます。
そして、アートを通じて連環するリンケージが、江戸東京の基層文化と地場の形成プロセスに光をあて、東京ビエンナーレが次の100年後まで続くつながりをつくる活動の礎になることを目指します。
名称 | 東京の地場に発する国際芸術祭 東京ビエンナーレ2023 |
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テーマ | リンケージ つながりをつくる |
会期 |
夏会期 2023年7〜9月(プロセス公開) 秋会期 2023年9月23日(土)〜11月5日(日)(成果展示) |
会場 | 東京都心北東エリア(千代田区、中央区、文京区、台東区の4区にまたがるエリア) 歴史的建築物、公共空間、学校、店舗屋上、遊休化した建物等(屋内外問わず)(2023年3月23日時点) |
主催 | ⼀般社団法⼈東京ビエンナーレ |
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東叡山 寛永寺
東叡山
寛永寺は1625年に、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に建立され、2025年に創建400年を迎えます。これにあたり、開かれたお寺としての役割を果たすことを目指す中で、近隣の東京藝術大学との連携を機に学生、教員等の教育・研究・発表の場として境内を開き、場としてのリンケージをつくるとともに、場所と切り離せない歴史的な時間の現在への連鎖(リンケージ)を意識することで新たなつながりをつくります。それは現在を未来へつなぐもの(リンケージ)になります。また、東京ビエンナーレの各アートプロジェクトが追求する表現活動からも多様なつながりを生み出し、国際的な発信をしていきます。
東叡山 寛永寺の各寺院、境内においてアートプロジェクトのリサーチ、発表、作品&歴史ガイドツアー、ワークショップ(未就学の子ども向け)、関連トークイベント等を行います。
東叡山 寛永寺、東京藝術大学、一般社団法人 東京藝術大学芸術創造機構、一般社団法人東京ビエンナーレ、参加アーティスト(日比野克彦、鈴木理策、西村雄輔 他)、他関係企業等
東叡山 寛永寺(根本中堂ほか)
東京ビエンナーレはじまり展で計画展示と作品展示を行いました。
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まちが教えてくれるまち:ラーニング谷中
「まちが教えてくれるまち:ラーニング谷中」は、台東区谷中を中心とするまちの歴史と文化に現代美術の手法でアプローチします。古くから文化芸術を受け入れ、市民が育ててきたまち、谷中。谷中を訪れること=地域の魅力を構成する様々な要素を知り、このまちの不思議な懐の深さとつながるラーニング・プログラムです。
主に次の活動を予定しています。
1.谷中でさまざまな人々によって実践されてきたアートとまちをつなげる試みを振り返るトーク。
2.谷中の町並今むかしの映像上映(幻灯会)。
3.トピック満載のトークの地域内放送、谷中ラジオ。
4.動物園の避難訓練:アーティスト・写真家、黑田菜月が、今年は関東大震災から100年目となることから構想し、防災訓練が谷中で重要な意味を持つことをふまえ、震災時の動物園の避難訓練に関連する映像作品の上映と、《まちのなかの危機》に関するワークショップを行います。
西原珉(キュレーター[ディレクター])、石河美和子(染色家[コーディネーター])、椎原晶子(エリアアーティスト)、黑田菜月(「東京のための処方」参加作家)
※ほか、アートリンク上野―谷中、谷中のおかって、NPO法人たいとう歴史都市研究会、未来定番研究所など。また地域内の町内会をはじめ、アートスペース、ギャラリー、工芸品店、飲食店などに参加をお願いしていきます。
上野桜木~谷中5–7丁目、谷中墓地、平櫛田中邸、未来定番研究所、朝倉彫塑館通り(予定)
東京ビエンナーレはじまり展で計画展示を行いました。
西原 珉(ディレクター)
キュレーター・心理療法士。90年代の現代美術シーンで活動後、渡米。ロサンゼルスでソーシャルワーカー兼臨床心理療法士として働く。心理療法を行うほか、シニア施設、DVシェルターなどでアートプロジェクトを実施。2018年に日本に戻り、アートとレジリエンスに関わる活動を試行中。現在、秋田公立美術大学教授。東京ビエンナーレ2023では中村政人と共に総合プロデューサーを務める。
石河美和子(コーディネーター)
アーティスト。女子美術大学大学院工芸専攻の修士課程修了後、染色家である祖母の染色道具を引き継ぎイワサキ染工房を設立。染色作品の制作活動を始める。同時に学生時代から関わる台東区の建物保存活動、横浜市を中心とした音楽ホールでの子ども向けワークショップの講師、アート企画に関わる。現在、東京家政大学助教。
椎原晶子(エリアアーティスト、町並み保存研究者)
地域プランナー、エリアアーティスト。東京藝術大学大学院生の頃より、谷中・根津・千駄木界隈の親しまれる環境調査に参加、1989年より、横浜の「歴史を生かすまちづくり」や、「谷中学校」、「芸工展」、NPOたいとう歴史都市研究会、まちあかり舎を通して、地域の古民家や暮らしの文化を生かす活動に関わる。都市と地方を結ぶ「みんなの実家」も企画中。2019年、あたりアルス株式会社設立。現在、國學院大学教授。
黑田菜月(「東京のための処方」参加作家)
アーティスト。1988年神奈川県生まれ。2011年中央大学卒業。2013年第8回写真「1_WALL」にてグランプリを受賞。主な展覧会に、「けはいをひめてる」ガーディアン・ガーデン(東京、2014)、「わたしの腕を掴む人」ニコンサロン(東京、大阪、2017)、「約束の凝集 vol.3 写真が始まる」gallery αM(東京、2021)などがある。
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ジュエリーと街 ラーニング
クリエイト・リンケージ・プロジェクトと名づけられた企画で、「つながりの創造」をよびかけます。リンケージはまず、街・店の人とクライアント(依頼人)の出会いから生まれる横のつながりを生みます。そしてクライアントが、たとえば祖母の形見の指輪をペンダントにするという計画を持って参加されるなら、私たちはそこに縦のリンケージを発見することになります。それはより良い生活、より良い社会を願う人たちのリンケージです。
人間に一番身近なクリエーション「ジュエリー」の再発見、再創造をめざすプロジェクト。御徒町から外神田の街並みに専門店、職人さんを訪ね、貴金属や宝石の多様性を知る。家で眠っている古い装身具をコンテンポラリー・アクセサリーにつくりかえる。プロフェッショナルな造り手のアシストや関連する文化の講座にヒントを得る。参加者自身が行動し、学んで楽しむプロジェクトです。活動は2023年春から秋にかけて段階的に進行し、東京ビエンナーレ2023において展示や発表も予定しています。
小池一子(クリエイティブディレクター)、一力昭圭(チューター)、岩間賢(コーディネーター)、杉浦時斗(アシスタントディレクター)協力:橋本和幸(東京藝術大学デザイン科教授)、丸山素直(東京藝術大学デザイン科テクニカルインストラクター)
御徒町(台東区上野・台東区台東)、御徒町周辺の宝飾品・貴金属店・企業・公共施設等(予定)
募集は2023年3月31日(金)で締め切りました。ご応募ありがとうございました。
東京ビエンナーレはじまり展で計画展示やツアーを行いました。
現在、参加者と共にデザインづくりや座学を実施中。
小池一子(クリエイティブディレクター)
1980年「無印良品」創設に携わり、以来アドバイザリーボードを務める。1983年にオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」を創設・主宰し、多くの現代美術家を国内外に紹介。令和4年度文化功労者。
一力昭圭(チューター)
ジュエリーデザイナー。Aki Ichiriki Design主宰。女子美術大学芸術学科造形学卒。WADA STUDIO(NY)、STUDIO JEWELLER(NY)等で学んだ後、ACCENT ON DESIGN SHOW(NY)、LOOT SHOW(NY)などに出展。銀座松屋、AXIS(六本木)、MITATE(西麻布)、ギャルリーワッツ(青山)、CAJ(京都)その他で個展。
岩間賢(コーディネーター)
場と人の対話を生み出す作品や舞台、廃校や里山の再生をはじめとするアートプロジェクトなどを国内外で展開。「ジュエリーと街 ラーニング」では、小池一子のコーディネーターを務める。東京ビエンナーレ2023プロジェクトディレクター。
杉浦時斗(アシスタントディレクター)
多摩美術大学で芸術学を専攻後、2018年株式会社キチン入社、小池一子のアシスタントを務める。東京ビエンナーレ2020/2021のプロジェクト「Praying for Tokyo 東京に祈る」では、企画コーディネートを担当。
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パブローブ:100年分の服
パブローブとは「パブリック」と「ワードローブ」を組み合わせた造語で、 服の図書館のような、誰もが利用できる公共のワードローブを作り出すプロジェクトです。アーティストの西尾美也がナイロビのマーケットから着想を得て始まったこの試みを、今回は関東大震災後の復興期に建てられた神田の看板建築・海老原商店を拠点に展開します。震災から現在まで100年の間に着られた服を皆様から募集してパブローブを構成し、人々が生きてきた100年分の時間/生活文化をこれからの東京へとつなげていきます。
服の図書館のような、だれもが利用できるパブリックなワードローブ「パブローブ:100年分の服」を、海老原商店に出現させます。地域に開かれた装いの公共空間/コミュニティ・ミュージアムとして、服の貸出、服のレプリカ制作、イベントなどさまざまな活動を行います。
西尾美也(アーティスト)、海老原義也(海老原商店オーナー)、岩間香、宍戸遊美(プロジェクトコーディネーター)
※ほか、これまで海老原商店を利用し関係を築いてきた人たち、神田須田町の地域の人たち、地域にいる職人(染め物など)、ファッションや着物の専門家・学生、過去より引き継がれた衣類を持っている人たち、コスプレ衣装を作る人たち、新たに地域に住み始めた人たち。
舞台の中心となる海老原商店(神田須田町)は、関東大震災後の復興期に建てられた看板建築で、古着、既製服、反物と装いにまつわる商品を扱ってきました。この海老原商店を拠点に、衣類の提供を広く呼びかけます。
「パブローブ:100年分の服」へ服の寄贈をお願いします。詳しくはこちらから
2023 年3月4日、「パブローブ:100年分の服」プロジェクト説明会を海老原商店で行いました。
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超分別ゴミ箱 2023
私たちの日常生活と切り離せない「ゴミ」。特にその分別と再使用・再生利用の重要性が高いプラスチックのゴミについて知り、考えるプロジェクトです。例えば私たちがアイスクリームを食べたときに生まれるゴミはゴミ箱へ吸い込まれた後、どこへ行き、どうなるのでしょう。メディア・アーティストの藤幡正樹を中心とする参加者が、ゴミをめぐる生態系を見つめ、「分別」という行為から私たちと「ゴミ」との関係についての問いかけを行います。
このプロジェクトは、日常的なゴミの分別を極端に推し進めたらどうなるのだろうかという疑問から始まっています。特に今回はプラスチックという素材に焦点を絞り、ワークショップや展示という形態での交流と表現の活動を行います。
・プラスチックの種類を判別できる安価な電子デバイスの開発。
・ワークショップを通じて、作家だけでなく、参加者家族もプロジェクトに関わる。
・そして、企業や各種協会などがプロジェクトを通じてつながる。
・本展示期間を通じて、参加型の展開による、成果や作品の展示を行う。
【基本的な考え方】
ゴミとは?
今、ゴミの定義が変わろうとしている。ゴミの出ない社会が求められている。すべてのゴミを再利用可能にしなければならない。そのためには、まずゴミの分別が不可欠であり、中でもプラスチックの分別が急務である。
ゴミには、プラスチック・パッケージ、使い切ったり、壊れたりして使え無くなったもの、使えるが必要がないものの3種類がある。家庭から出るゴミのうち容積比において、容器包装廃棄物が占める割合は約66%、廃棄物全体におけるプラスチックの割合は約50.4%、との報告もある。
参照:容器包装廃棄物の使用・排出実態調査(平成18年度~)
プラスチックは20世紀が生んだ夢の素材だったのだが、21世紀には悪夢に転落した。海洋を漂うプラスチックがさまざまな生き物に与えている問題を始めとして、その素材の性質が あまりにも多様であり、複合的に用いられている例が多いために、再利用が難しいゴミの筆頭になってしまった。
そもそも商業資本主義は消費販売を頂点として設計され、使用後の廃棄物処理費用を製造単価に組み込んで来なかったという欠点の上に成り立ってきた。21世紀の資本主義では、製造プロセスだけではなく、再利用再生処理までを組み込んだプロファイルが未来に向けては必須だろう。
本プロジェクトでは、身近な生活にある多様なプラスチックを実感するワークショップをスタート地点とし、プラスチックの分類を助ける電子デバイス開発と利用を通して、プラスチックを中心とする分類を展示という形で示すことを目的としている。
Feb. 4, 2023 藤幡正樹
藤幡正樹(メディア・アーティスト)、乾義和、長峰宏治、その他参加者、自治体、企業、各種団体等
千代田区周辺の学校や商業施設、公共空間等での、ワークショップと展示の開催
東京ビエンナーレはじまり展で計画展示を行いました。
藤幡正樹 Masaki Fujihata
アーティスト。80年代からメディア・アートの先駆者として活動。1996年には、日本人として初めてアルス・エレクトロニカ・ゴールデン・ニカ賞を受賞するなど、受賞多数。1989年より、慶應義塾大学にて、1998年からは東京藝術大学で教鞭をとり、2005年同大学大学院映像研究科の設立に貢献。2022年に柳井イニシアティブと全米日系博物館(JANM)との共催にて、日系人の強制収容をテーマとした「BeHere / 1942」展を実現。
乾義和 Yoshikazu Inui
ボストーク株式会社代表。80年代半ばより、各種施設、展覧会、展示作品、イベント、映像、書籍等のプランニング/ディレクション/プロデュースを手がける。近年のプロジェクトとして、日本科学未来館常設展示『細胞たち研究開発中』 企画/制作(2015)、ジャポニズム2018『MANGA←→TOKYO』展 企画/制作サポート(2018)、『リジェネラティブ・アーバニズム展―災害から生まれる都市の物語』 制作ディレクション(2022) など
長峰宏治 Koji Nagamine
1995年 慶応大学SFC藤幡研究室にて「超分別ゴミ箱」制作の中心メンバーとして関わる。1998年同大学院政策・メディア研究科卒業。修士論文タイトル「ゴミの排除の構造とアートの可能性」。2018-2022年にアーティスト松澤有子「ぼくたちのうたがきこえますか」シリーズのプロデュースを手がける。逗子アートフェスティバル2020、2021共同代表。
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東京ドームシティ アートプロジェクト
1936年の創業以来、多くのレジャー・エンタテインメントを創出してきた東京ドームシティは、年間約4,000万人(2019年度)が来場し、日常と非日常が交差する開放的な街となっています。歴史と文化及び多くのお客様が交差する東京ドームシティ内の空間因子を軸として、リンケージを構築していきます。
以下の3点を活動の軸として、若手アーティストの発表支援から地域住民とのアートワークショップまで、多様なアートプロジェクトを共創。東京ドームシティ内の空間資源を、文化芸術資源としてイノベーションしていきます。
1.東京ドームシティの調査研究
2.本物のアートに身近に触れられる機会の創出
3.新鋭アーティストの育成と発表機会の創出
株式会社東京ドーム、東京藝術大学、一般社団法人東京藝術大学芸術創造機構、一般社団法人東京ビエンナーレ、近隣小中高校、参加アーティスト等
東京ドームシティ内における、通路、ホテル、各商業施設等
東京ビエンナーレはじまり展で作品展示や計画展示を行いました。
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大丸有アートリンケージ
「大丸有(大手町・丸の内・有楽町の通称)」エリアは、日本経済を支えるビジネス街としての顔に加えて、近代日本の黎明期にわが国で最初の劇場が建設されるなど、100年前から文化芸術を核にした都市開発に取り組んできた歴史を持ちます。そこで、この大丸有エリアを舞台に、「その先の100年」を見据えたまちづくりを行う地元企業ネットワークと連携し、都心におけるまちづくりの最前線にいくつものアートプロジェクトを実装していきます。
大丸有の主役はこの地で働くワーカーと、この街を訪れ活動する人々です。このリンケージでは、働き・生きていく場所としての「ワークプレイス」の魅力や付加価値を高めるアートプロジェクトを大丸有にインストールします。また、地元企業の連携により2020年から取り組まれているアクション「大丸有SDGs
ACT5」とのコラボレーションも展開。ビジネスそして時にはアートの枠組みも超えて、高層ビル群の隙間(路地)や公開空地を舞台に、「よりよい社会の実現」にむけて人々が共に学び・創造する多彩な場をひらきます。
大丸有SDGs ACT5実行委員会、Ligare(NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会)、一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、三菱地所株式会社、大丸有エリアの企業・店舗・起業家・ワーカー、社会問題に取り組むアーティストコレクティブやデザイナー、多文化共生や地域づくりに関わる大学や団体等
大丸有エリアの公開空地、道路や路地、ビル内の共有部、空きテナント、連携可能な店舗等
東京ビエンナーレはじまり展で計画展示やイベントを行いました。
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TOKYO ART FARM(仮)
Tokyo Urban Farmingの活動と書籍『Urban Farming Life』の制作を通じて知り合った多様な市民、生産者、料理人、アーティストとの「共創による循環」を軸に、都内某所(調整中)にて農×アート体験「TOKYO ART FARM(仮)」を準備中です。パーマカルチャーの「関係性のデザイン」を元に、循環型社会として知られた江戸から約150年。現代の東京から粋な農的な生活文化を生み出していくことを目指します。
食とアートを通じて多様な生命をつなぎ、東京の食の未来を育む畑「TOKYO ART FARM(仮)」として以下の企画を準備中。
・MOBILE FARM
不要になったスーツケースや引き出し等からみんなでつくる移動型ファーム。
・共生社会の旗
野菜から染色してみんなでつくる人と自然の「ART FLAG」 。
・東京野菜茶室
和紙職人の川原隆邦(TODO)による廃棄野菜を織り込んだポップアップ型茶室での茶会。
・食べられるアート
東京の農家、八百屋、料理人、アーティストによる食べられるアート体験。
・TOKYO
VEGETABLE ORCHESTRA
自然と人の共創造。植物×テクノロジー×音楽表現。
・FUTURE FOOD TALK
都市の農と食の未来をめぐる創発的な対話と教育プログラム。
※施策内容は会場や協賛費・予算などの都合で変更になる可能性があります。
TUFオーガナイザー:TUFオーガナイザー:近藤ヒデノリ、小野勝彦、小杉祐美子、ミヤムラ レイコ(UoC)
TUFアンバサダー
藤井麗美、富樫恵子、山口有里、久我愛、干場晃、阿部真生、小関昭彦他
TUF賛同企業
プランテオ、プロトリーフ等(企画・素材提供等)
農的文化に関心を持つアーティスト(候補)
※ほか、TOKYO ART FARM(仮)の実現に向けて、会場協力、食や農の企業・団体、食品を取扱う商店や飲食店、生産者、料理人、アーティストなどに参加をお願いしていきます。
都心部の某所で調整中
東京ビエンナーレはじまり展で計画展示を行いました。
近藤ヒデノリ(オーガナイザー)
UNIVERSITY OF CREATIVITY(UoC)サステナビリティフィールドディレクター。CMプランナーとして勤務後、NYU/ ICP修士課程で学び、9.11直前に復職。2020年より創造性の研究機関UoCにて持続可能な社会をつくる創造性を探求している。「Tokyo Urban Farming」「Circular Creativity Lab.」主宰。2019-21年グッドデザイン賞審査員。地域共生の家・KYODO HOUSE主宰。編著に『都会からはじまる新しい生き方のデザイン』等多数。
小杉祐美子(オーガナイザー)
コミュニケーションデザイナー。グラフィックデザイン・WEBプロモーション・イベント制作などのプロダクションを経て、2011年に博報堂DYグループに入社。デジタルを軸にしたコミュニケーションやリアルイベントを絡めたPRなどのプランニング・メディア開発に携わる。最近では、プロスポーツ団体やメディアと連携したSDGsプロジェクトの推進に取り組んでいる。
小野勝彦(オーガナイザー)
UNIVERSITY OF CREATIVITY(UoC)プロデューサー。1969年長崎県生まれ。京都大学経済学部卒業後1994年博報堂入社。営業職を経て、2010年より新規事業開発業務へ。経営企画局にてM&A業務に携わり、グループ会社化した企業に取締役副社長として出向。2018年よりビジネス開発局。2022年よりUoCプロデューサー兼務。
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Not Lost Tokyo
東京では、建物の老朽化で取り壊されるビルや、コロナ禍の影響で閉店になるお店、開発によって今後変わってしまう可能性がある風景も多くあります。「Not Lost Tokyo」は、過去から受け継がれてきた文化的価値や、その建物が結び目となって生み出している人々のつながりを、東京の価値として残すことを目指す試みです。
これから失われてしまうかもしれない、でも未来にずっと残しておきたい東京の風景、記憶、人々のつながりを、東京に関わる人々の力とARテクノロジーで再生させます。将来的には、インターネット上のクラウドに3Dモデルとその建物についての想いや写真などを集める仕組みをつくり、持続的に成長させていきたいと考えています。
並河進、豊田啓介、瀬賀未久、藤原龍、根之木颯亮、新納大輔、喜々津良、田中健人、鏡味史子、根子敬生 等
都内複数箇所にてAR展示を行う予定。
東京ビエンナーレはじまり展で計画展示を行いました。
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東京のうた
東京は世界でも指折りの、地名由来のポップス、つまり「ご当地ソング」が多い都市。新宿、渋谷、銀座、浅草、そして東京の魅力を描き、そこで生活し、去来する人々の心情を歌った歌と、この地で歌を生業にする歌手たち、そして、歌に描かれた「ご当地」の歴史や担っている役柄から選ばれた特別な店とストリートの三者をつなぐリンケージです。
東京の地名が歌詞やタイトルに入った「ご当地ソング」が、プロの歌手、アマチュア名人、芸人、ドラアグクィーン、合唱団などによって、文化史や風俗史上に輝く店やストリートを舞台に多発的に歌われていきます。イメージ上の東京と、現実の東京が出逢うとき、そこには、もうひとつの都市の姿が浮き彫りになっていきます。
湯山玲子(ディレクター)、羽鳥靖子(マネージメント)、森大吉(マネージメント)、今回のテーマに相応しい東京の各地域の店、東京で活動する歌手、芸人、流し、合唱団、ドラアグクィーン、役者、レコード会社、ラジオ局などに協力参加をお願いしています。
新宿(歌舞伎町、ゴールデン街、2丁目)、渋谷、並木橋、銀座、新橋、浅草、吉原、西麻布、六本木、赤坂、池袋
『東京のうた』プレビュー夜会を開催しました。
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ソーシャルダイブ :アーティスト・イン・レジデンス・プロジェクト
「ソーシャルダイブ」は、東京のまちのさまざまなエリアに海外アーティストが飛び込み、そこで集い暮らす人びとが持つ魅力を見つめ、新しい価値を生み出すことを目的としたアートプロジェクトです。参加アーティストは社会と交わりながら、まちに潜むあらゆるつながりを明らかにしていきます。それはいま、日本に住み暮らす私たちにとっては思いがけない、もしくは身近すぎて気づけなかった視点かもしれません。
前回の東京ビエンナーレ2020/2021における公募プログラム「SOCIAL DIVE Artist in Residence Projects」では、1,535組あまりの応募から海外アーティスト12組が選ばれましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、このうち7組のアーティストのプロジェクトが実施延期となりました。東京ビエンナーレ2023では、来日が叶わなかったこれらのアーティストを改めて招聘し、作品を発表していただく予定です。
クレイ・チェン
ブスラ・トゥンチ+ケレム・オザン・バイラクター
ペドロ・カルネイロ・シルヴァ+アーダラン・アラム
マルコ・バロッティ
マイケル・ホーンブロウ
ヒルダー・エリサ・ヨンシュドッティル
ホズィーリス・ガヒード
※各リンク先は東京ビエンナーレ2020/2021で予定していたプロジェクト概要です。
未定
東京ビエンナーレはじまり展で計画展示を行いました。
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日本橋エリアを音で紡ぐ
世界中で音を追い続け、音楽、サウンドアート、建築を融合したユニークな活動を行うMSCTY(ニック・ラスカム+ジェームス・グリア)が、日本橋エリアの時間をテーマにした作品を街に埋め込んでいきます。
・基層文化を後世に伝えるタイムカプセル「SOUND MAP」
MSCTYがキュレーションした7組のサウンド・アーティストが、日本橋エリアに点在する老舗への取材をもとに、サウンドスケープ作品を制作。7〜10か所のロケーションをめぐるサウンドスケープ・ウォーキング・ルートを設定します。東京ビエンナーレ2023とMSCTY、双方のウェブサイトで、ロケーションにアクセスできる機能を搭載し、日本橋の基層文化の「音の景色」を楽しみながら、日本橋エリアを歩きます。
・アーティスト目線でとらえた日本橋をラジオで世界へ発信
ニック・ラスカムのラジオに関する知見と豊富な専門知識を活用して、プロジェクト紹介と共に、住⺠や地元企業、地域の人(日本橋の老舗旦那衆など)へのインタビューや日本橋に関するセッションを公開。日英の二カ国言語で世界に情報発信します。ラジオ拠点では、収録のほか、日本橋で収録したSOUND
MAPをはじめとしたアーカイブ作品を見ることができる展示ブースもつくり、参加者が立ち寄り集える場とします。
日本橋
ニック・ラスカム(MSCTY創設者、クリエイティブ・ディレクター)
1987年より英国公共放送BBCでDJ、プロデューサー、エンジニアとして活動。ラジオ・プロデューサーとしていくつもの番組を手掛ける。音楽ディレクターとしても活躍し、現在は英国のレコード・レーベルでA&Rコンサルタントおよびプロジェクト・コンサルタントも務める。また、自身もフィールド・レコーディングを行なっており、多くの作品をリリース。音楽、サウンド・アート、そして建築を融合させたユニークな体験をプロデュースすべく、2010年にMusicityを共同設立。
ジェームス・グリア(クリエイティブ・プロデューサー)
グラスゴー大学で楽典作曲修士号を取得。卒業後2010年よりロンドンの音楽レーベルNonclassicalでプロモーションとマーケティングを担当し、その際ニック・ラスカムと出会う。二人は意気投合し、Musicityを次のステージへとステップアップさせるべく、東京とロンドンにオフィスをオープンした。フィールド・レコーディング・アーティストおよびサウンド・コンポーザーとして作品を制作しており、MSCTY、Nonclassical、Squib Boxなど、多くのレーベルで作品をリリースしている。
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おしぼりリンケージ
日本の文化である「おしぼり」を、アート作品を載せる白いキャンバスと見立て、新しい表現とその共有のかたちを探るリンケージです。同時に「おしぼり」を通して日本文化の「おもてなし」の精神を世界に向けて発信し、手指衛生の観点からも世界の公用語「OSHIBORI」として定着させることを目指します。
東京ビエンナーレ2023の推薦アーティスト15名、海外公募アーティスト15名の計30名に原画の制作を依頼。集まった原画をおしぼりに刺繍して作品化します。
夏会期の8〜9月には、提携先である都内飲食店を中心とした約20店舗でこれらのおしぼりが提供され、来店したお客様は、刺繍されたアート作品(おしぼり)との偶然の出会いを楽しみます。期間中、おしぼりは回収・洗浄・提供が繰り返されます。
秋会期には特設会場で、ひと夏のあいだに人々をもてなし風合いの変わったものと、未使用のもの、両方のおしぼりアート作品を展示します。
FSX株式会社、一倉株式会社、提携している飲食店を中心とした約20の店舗、アーティスト約30名。
千代田区、中央区、文京区、台東区
ただいま海外在住の参加アーティスト募集中! 詳しくはこちら。