シンポジウム
批評とメディアの実践プロジェクト
第零回RELATIONS meeting
- テーマ
- 「アートと都市」
- 日時
- 10月12日(土) 16:00〜17:30
- 会場
- アーツ千代田 3331(千代田区外神田6-11-14)
- 参加料
- 無料(ご参加には「東京ビエンナーレ2020 計画展」のチケットが必要です)
- 登壇者
- 毛利嘉孝(社会学者)
鴻野わか菜(芸術史家)
南後由和(社会学者)
ミシェル・リム(美術史家、キュレーター)
中村政人(東京ビエンナーレ2020 総合ディレクター、アーティスト)
10月12日から開催される東京ビエンナーレ2020計画展の初日に、第零回 RELATIONS meetingを開催します。初回会議では、本プロジェクトの構想、めざしものを明らかにし、東京ビエンナーレを題材に「アートと都市」をテーマとして、参加者と共に最初の批評空間の創出を試みます。
登壇者プロフィール
毛利嘉孝(社会学者)
1963年、長崎生まれ。東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科教授。京都大学卒業、広告会社勤務後、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジでPhDを取得。特に現代美術や音楽、メディアなど現代文化と都市空間の編成や社会運動をテーマに批評活動を行う。主著に『ストリートの思想』(日本放送出版協会)、『文化=政治』(月曜社)、『増補 ポピュラー音楽と資本主義』(せりか書房)、編著に『アフターミュージッキング』(東京藝術大学出版会)。
鴻野わか菜(芸術史家)
1973年生まれ。早稲田大学教育 総合科学学術院教授。専門はロシア文学・美術・文化。東京外国語大学卒業。東京大学人文科学研究科修了、博士(文学)。ロシア人文大学大学院修了(Ph.D)。第1回南極ビエンナーレ参加研究者。共著書に『イリヤ・カバコフ世界図鑑――絵本と原画』(企画・監修:神奈川県立近代美術館)ほか。
南後由和(社会学者)
明治大学 情報コミュニケーション学部 准教授。社会学、都市・建築論。主な著書に『ひとり空間の都市論』(ちくま新書、2018)、『商業空間は何の夢を見たか』(共著、平凡社、2016)、『建築の際』(編、平凡社、2015)、『磯崎新建築論集第7巻 建築のキュレーション』(岩波書店,2013),『モール化する都市と社会』,(NTT出版,2013),『榮久庵憲司とGKの世界』(世田谷美術館,2013),『路上と観察をめぐる表現史』(フィルムアート社,2013)『文化人とは何か?』(共編、東京書籍、2010)、『メタボリズムの未来都市展』(新建築社,2011)ほか
ミシェル・リム(美術史家、キュレーター)
シンガポール南洋理工大学 スクール・オブ・アート・デザイン・アンド・メディア助教授。ニューヨーク/シンガポール在住。プリンストン大学にて美術史の博士号を取得。2009〜10年、ホイットニー美術館インディペンデント・スタディ・プログラムのキュレートリアル・フェローとして在籍。ニューヨークのアジア・ソサエティ・ミュージアム、ホイットニー美術館、プリンストン大学美術館、シンガポール国立博物館などでリサーチおよびキュレートリアル・プログラムを実施。ニューヨークのクーパー・ユニオンでアジア美術史を、ニューヨーク市立大学大学院にてコンテンポラリー・キュレーティングの教鞭を執る。2014年より現職。
中村政人(東京ビエンナーレ2020 総合ディレクター、アーティスト)
1963年、秋田県大館市生まれ。アーティスト。東京藝術大学絵画科教授。アートを介してコミュニティと産業を繋げ、文化や社会を更新する都市創造のしくみをつくる社会派アーティスト。第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本代表。平成22年度芸術選奨受賞。1997年よりアート活動集団「コマンドN」を主宰。全国で地域再生型アートプロジェクトを展開し、2010年、民設民営の文化施設「アーツ千代田 3331」を創設。