トークセッション
いかにして「デザインに別視点を導入する」か
- 日時
- 10月30日(水) 19:00–20:30
- 会場
- アーツ千代田 3331(千代田区外神田6-11-14)
- 参加料
- 無料(ご参加には「東京ビエンナーレ2020 計画展」のチケットが必要です)
- 登壇者
- 佐藤直樹 (東京ビエンナーレ2020クリエイティブディレクター)
大原大次郎 (グラフィックデザイナー)
田中義久 (グラフィックデザイナー、美術家)
原田祐馬 (デザイナー)
人の営みあるところにデザインあり。街にダイブする東京ビエンナーレでも、デザインのアプローチを考えること自体が大きなテーマになっています。東京ビエンナーレが現状に対するオルタナティブを目指す場なのであれば、デザインにも「別視点を導入する」ことが求められるはず。昨年の「東京ビエンナーレ構想展」のディスカッションを受け、来年の開催に向けて具体的に何ができるかを探ります。
登壇者プロフィール
佐藤直樹(東京ビエンナーレ2020クリエイティブディレクター)
1961年、東京生まれ。北海道教育大学卒業後、信州大学で教育社会学・言語社会学を学ぶ。美学校菊畑茂久馬絵画教場修了。1998年、アジール・デザイン(現アジール)設立。 2003~10年、「セントラルイースト東京」プロデュース。2010年、「アーツ千代田 3331」立ち上げに参画。「トランスアーツ東京」を機に絵画制作へと重心を移す。サンフランシスコ近代美術館パーマネントコレクションほか国内外で受賞多数。 画集に『秘境の東京、そこで生えている』(東京キララ社)、著書に『無くならない―アートとデザインの間』(晶文社)など。美学校講師。多摩美術大学教授。
大原大次郎(グラフィックデザイナー)
1978年、神奈川県生まれ。グラフィックデザイン、音楽、展覧会やワークショップなどを通して、言葉や文字の新たな知覚を探るプロジェクトを展開する。近年のプロジェクトには、重力を主題としたモビールのタイポグラフィ〈もじゅうりょく〉、登山図とホンマタカシによる山岳写真を再構築したグラフィック連作〈稜線〉、音楽家・蓮沼執太、ラッパー・イルリメと共に構成する音声記述〈TypogRAPy〉、YOUR SONG IS GOODの吉澤成友と展開するライブプリントとドローイングによる即入稿セッション〈New co.〉などがある。受賞にJAGDA新人賞、東京TDC賞。 oharadaijiro.com
田中義久(グラフィックデザイナー、美術家)
文ブックショップ「POST」、「The Tokyo Art Book Fair」、出版、流通、ギャラリー機能を併せ持つ「CASE」の共同運営、また多くの作家と作品集における協働作業をおこなっている。また、飯田竜太(彫刻家)とのアーティストデュオ「Nerhol」としても活動し、主な個展に「Index」Foam Photography Museum(オランダ)、「Promenade」金沢21世紀美術館、「Interview,Portrait,House and Room」Youngeun Museum Contemporary Art (韓国)がある。
原田祐馬(デザイナー)
1979年、大阪生まれ。UMA/design farm代表。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、書籍、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「共に考え、共につくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。DESIGNEAST、小豆島・醤の郷+坂手港プロジェクトなどのディレクターを務める。グッドデザイン賞審査委員、京都造形芸術大学空間演出デザイン学科客員教授。愛犬の名前はワカメ。 www.umamu.jp