『東京ビエンナーレ2020/2021 見なれぬ景色へ ―純粋×切実×逸脱―』記録集発売
緊急事態宣言下で開催された国際芸術祭「東京ビエンナーレ2020/2021」。
オリンピックとパンデミックにゆれた2021年の首都に、つかのま出現した”見なれぬ景色”たち -70のアートプロジェクトを総覧する「東京ビエンナーレ2020/2021」記録集を発刊します。
【書籍情報】
『東京ビエンナーレ2020/2021
見なれぬ景色へ ―純粋×切実×逸脱―』
価 格:2,860円(本体2,600円+税)
サイズ:210mm×210mm 448ページ
ISBN :978-4-9912394-0-3
発売日:2022年4月21日
発 行:一般社団法人東京ビエンナーレ
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<CONTENTS>
●東京ビエンナーレの景色
本書のカラー図版(全96ページ)では、江戸−東京の多層性を読み解き、そこにある地域や文化資源と関わりながらアーティストが創造した70の「見なれぬ景色へ」の順路を鑑賞者目線でたどっていく。
●東京ビエンナーレの証言
コロナ禍での開催となった本芸術祭。出入国の停止、人流の抑制、自粛とステイホームで、あらゆるアートの現場が危機的状況に陥るなか、アーティストたちはどのように東京の地場でプロジェクトを展開したのか? 当事者である各アーティストからよせられたテキストと現場写真によって全作品の制作プロセスを記録。
●東京ビエンナーレをめぐる言葉
東京ビエンナーレを構成するのはアーティストだけではない。ディレクターや事務局、そして開催エリアの町会や学校、研究者、企業等、地域社会で活動する幅広い人々からなる「市民委員会」が、社会、美術、経済、地域など多様な視点を以って実現にむけて尽力した。本稿では、アートプロジェクトの裏側で交わされていた議論を記録する。
“東京で再びオリンピックが開催され、東京ビエンナーレはよみがえった。パンデミックの最中に開催された東京ビエンナーレ2020/2021に関係したアーティストたちが、その後の活動をどう展開し、東京という都市の新陳代謝に関わっていくのであろうか。50年先の東京に私は存在しないが、1970年の先達から受け継ぎ、次に託していく意思・思想とは何か?
急に変わることはない。しかし、冒頭に書いたように、まず私自身は一歩、東京へのシンクロが、血液のように身体に流れはじめた実感がある。東京ビエンナーレが100年後も開催されるように自己組織化し成長できるようにするためにも、私自身に起こった変化のように“私から私たち”へとこの活動を徐々に浸透させていきたい。”(巻頭言より)
東京ビエンナーレ2020/2021 総合ディレクター 中村政人
【お詫びと訂正(2022/6/7現在)】
書籍の内容に一部誤りがございました。訂正させていただくとともに、関係者の皆様及びご購入者の皆様にご迷惑をお掛けしたことを、深くお詫び申し上げます。
以下の通り訂正させていただきます。
143ページ左段37行目 誤)CPK Gallery 正)CPK GALLERY
143ページ右段6行目 誤)15日間の 正)会期中の
143ページ右段6行目 誤)233,350円 正)234,350円
145ベージ右段9行目 誤)CPK GAKKARY 正)CPK GALLERY
298ページ 26行目 誤)住吉山実里(ダンサー) 正)住吉山実里(アーティスト、ダンサー)
298ページ 27行目 誤)藤原ちから(評論家、編集者) 正)藤原ちから(アーティスト、批評家)
324ページ 18行目 追記)画材協力:ターナー色彩株式会社
324ページ 28行目 追記)Cooperation(art materials): Turner Colour Works Ltd.
【本件に関するお問い合わせ】
一般社団法人東京ビエンナーレ
TEL:03-5816-3220 E-mail:pr@tokyobiennale.jp