[Social Dive Projects]マルコ・バロッティ:コーラル
エリア
H
東日本橋・馬喰町エリア
O
その他のエリア
調整中
概要
珊瑚の生態系を模したキネティック・サウンド・スカルプチャー。海面温度、海洋酸性化、紫外線、海流、海面上昇や珊瑚礁の白化に関する環境データに基づいた海洋条件を分析できるAIによって駆動される本作品は、気候危機や珊瑚が直面している脅威についての認識を高めることを目的としています。リアルタイムで抽出した珊瑚礁の白化に関するデータが、AIによって無限に進化するシャーマニズム的なサウンドへと変換し、珊瑚の彫刻から発せられます。さらに、海洋状況に応じた動きと光を発し、それぞれの彫刻を生きた珊瑚に変化させます。サウンドはサンゴ礁のコロニーの音や、収集した世界のシャーマニズム儀式の音楽などをAIに学習させています。鑑賞者は本作品の動きや音、振動を通して、気候危機と海洋への影響について認識し、人間と自然との関係を深めることができます。
※現在、企画詳細を調整中。
SOCIAL DIVE: Artist-in-Residence Projects
「ソーシャルダイブ」は、東京のまちのさまざまなエリアに海外アーティストが飛び込み、そこで集い暮らす人びとが持つ魅力を見つめ、新しい価値を生み出すことを目的としたアートプロジェクトです。参加アーティストは社会と交わりながら、まちに潜むあらゆるつながりを明らかにしていきます。それはいま、日本に住み暮らす私たちにとっては思いがけない、もしくは身近すぎて気づけなかった視点かもしれません。
前回の東京ビエンナーレ2020/2021における公募プログラム「SOCIAL DIVE: Artist-in-Residence Projects」では、1,535組あまりの応募から海外アーティスト12組が選ばれましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、このうち7組のアーティストのプロジェクトが実施延期となりました。東京ビエンナーレ2023では、来日が叶わなかったこれらのアーティストを改めて招聘し、作品を発表していただきます。
リサーチと彫刻作品の制作、発表、関連 トークイベント等
8月 | アーティストが東京に滞在し、作品を制作 |
9月23日(土)〜11月5日(日) | 成果公開期間 |
アーティスト/メンバー