開催終了
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公開制作
パフォーマンス
ワークショップ
その他
K
神田・湯島エリア
JAPAN ART BRIDGE
東京都千代田区神田須田町1-25-4
マーチエキュート神田万世橋内
2023年9月23日 - 11月5日
11:00‒18:00 休日: 10.2
料金
無料
9.23 (土)–11.5 (日) *10.2 (月)は休場 11:00–18:00
JAPAN ART BRIDGE(マーチエキュート神田万世橋内)(千代田区神田須田町1-25-4)
無料 *一部のプログラムは有料
「川はどうして わらっているの」は川の街・東京に飛び込む、5週間にわたる社会参加型アートのプログラムです。リバーウォーク、ストリートアクション、ワークショップ、パフォーマンス、展覧会、シンポジウムを通して、地域の川や運河の意義を探求していきます。神田川沿いの歴史的な高架橋をリノベーションした会場にはビデオアート、マッピングスタディ、彫刻インスタレーションが展示され、その場はチームが日々制作活動を展開するためのオープン・スタジオになります。また、イベントや外堀周辺での活動も、この会場を拠点として行われます。
協力: アリゾナ州立大学The Center for Philosophical Technologies、タスマニア大学、タマサート大学グローバル・スタディーズ学部、ニューサウスウェールズ大学
SOCIAL DIVE: Artist-in-Residence Projects
「ソーシャルダイブ」は、東京のまちのさまざまなエリアに海外アーティストが飛び込み、そこで集い暮らす人びとが持つ魅力を見つめ、新しい価値を生み出すことを目的としたアートプロジェクトです。参加アーティストは社会と交わりながら、まちに潜むあらゆるつながりを明らかにしていきます。それはいま、日本に住み暮らす私たちにとっては思いがけない、もしくは身近すぎて気づけなかった視点かもしれません。
前回の東京ビエンナーレ2020/2021における公募プログラム「SOCIAL DIVE: Artist-in-Residence Projects」では、1,535組あまりの応募から海外アーティスト12組が選ばれましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、このうち7組のアーティストのプロジェクトが実施延期となりました。東京ビエンナーレ2023では、来日が叶わなかったこれらのアーティストを改めて招聘し、作品を発表していただきます。
マイケル・ホーンブロウ
ダンス、パフォーマンス・アート、建築、デザイン、映像、パブリック・アート、コミュニティ育成など、領域横断的な経歴を持つニュージーランド出身のアーティスト/研究者。RMIT大学SIAL(オーストラリア)にて博士号を取得後、コンコルディア大学SenseLab(カナダ)にて、博士研究員として従事。メルボルン・フェスティバル、インターナショナル・シンポジウム・オン・エレクトロニック・アート(シドニー、バンクーバー、香港)などでこれまで作品を発表。アジアでの活動歴も長く、日本では著名な舞踏家に師事、またマラッカ・フェスティバル(マレーシア)、アジアトピア国際パフォーマンス・アート・フェスティバル(タイ)、バンコク・デザイン・ウィーク(タイ)、ペレム・フェスティバル(インドネシア)やアーツ・アイランド・フェスティバル(インドネシア)に参加。現在はバンコクを拠点に活動し、タマサート大学グローバル・スタディーズ学部で教鞭をとりつつ、ナン・ローンの旧市街地で開催されるバッファロー・フィールド・フェスティバルの共同創設者兼芸術監督として、サイト・スペシフィック・パフォーマンスとコミュニティ・エンゲージメントを中心に活動を展開。
Yugo Hattori
Yugo Hattori はブラジルのディレクター、アニメーター。特に社会問題を扱うドキュメンタリーに関心があり、ビデオ、アニメーション、モーショングラフィックスを用いた作品を制作している。これまでの制作に「Minas do Futebol」(2017)、「Mundo Cabe em São Paulo」(2014)など。研究領域は映画作成における民主化の過程、ゲリラ、低予算映画。社会活動の一環として、グローバルサウス(新興国や発展途上国が多い南半球の国や地域)、特にラテンアメリカや東南アジアのコミュニティに映画づくりの方法を教えている。
Gabriel Camelin
Gabriel Camelinは、タイのバンコクを拠点に活動しているフランスのマルチメディアアーティスト。映画学とビジュアルコミュニケーションを専攻し、動画、静止画問わず、作品にはイメージの操作、視覚的効果、コラージュを多用したものが多い。2008年より、シラパコーン大学国際カレッジ講師。 www.gabrielcamelin.com
Tim Budgen
Tim Budgenはニュージーランドのクライストチャーチを拠点とするモーションデザイナー、アニメーター。アニメーション、ビデオインスタレーション、テレビ、オンラインメディア、企業イベントなどのアニメーションと編集作業に25 年以上従事。その他にも、 Shapeshifter, Salmonella Dub, Tiki Taane, Blindspott and Fly My Prettiesなどの音楽バンド、フェスティバル、音楽イベントのミュージックビデオの監督・制作、およびモーショングラフィックとビジュアルの作成を行う。アニメーションとモーショングラフィックのチューターとしても20年以上の経験があり、現在クライストチャーチの Pixel Productionsにてジョイント・ジェネラル・マネージャー、コンテンツクリエーター。
Performance, Sep.24. Image - Mitsuhiro Otta
ソフトローンチで行われるパフォーマンスは3時間にわたる作品で、観客を直接作家の滞在制作の過程へと誘います。プロジェクトの拠点となるマーチ エキュートのギャラリー空間から、時間の重みやコンセプトを体感することになるでしょう。ホンブロウは古いトラクタータイヤをリサーチの道具に、河童からガーゴイルまで、水と深い関わりがある怪物や妖怪を呼びおこしながら、会場と東京の河川を繋ぐパフォーマンスアートとダンスを行います。
日時:9月24日(日) 14:00–17:00
会場:JAPAN ART BRIDGE (マーチエキュート神田万世橋)
料金:無料
※入退場自由
Performance, Sep.30. Image - Yugo Hattori
未来の先を流れる永遠の現在
マイケル・ホンブロウとマット・ギンドルドがmAAch ecuteの古い高架橋の建造物ならではの条件に応じるものとして、ダンス、パフォーマンス・アート、サウンド、音楽を介したコラボレーションを行い、時間と歴史、自然と人造物、始まりと終わりといったふたりの作品に共通するコンセプチュアルなテーマをともに探ります。
Performance, Sep.30. Image - Michael Porter
ホンブロウはパフォーマンス・アートとダンスを用いてmAAchの建物と神田川をつなげ、河童からガーゴイルに至る水にまつわる様々な神話的存在に呼びかけながら、古いトラクタータイヤを調査道具として、水上歩行器として、そして道標として、未知の世界を地図に記していきます。このプロジェクトに特別ゲストとして参加するギンゴルドは、韓国のAsia Culture Centerのアーティスト・イン・レジデンスに参加しており、私たちが機械を情緒的・政治的・神秘的な存在として接する体験を題材とした作品「The Absent Orkestra」を制作しています。
日時:9月30日(土) 18:30–19:30
会場:JAPAN ART BRIDGE (マーチエキュート神田万世橋)
料金:無料、最大40人まで
マット・ギンゴルドは分野横断的なアーティストとして、聴覚と視覚に働きかけるインスタレーション、パフォーマンス、批判理論などを組み合わせた活動を行う。デジタル文化や非/人間界の複雑性をめぐるAI/美学/倫理のリサーチに着想を求めながら、ギンゴルドの実践は人間がテクノロジーに遭遇し、同伴する体験を親密なものとして創出することをねらっている。コードや電子技術や視聴覚メディアの膨大な集積を混線(混乱)させることで、ギンゴルドの作品は美しくも狂気じみた仕掛けをつくりだす。ケーブルと回路は十全な「配慮」によって有機的な空間的・音響的形態へと再編され、作動/脈動 する機械たちの活気に満ちた物質性とのあいだに結ばれる人間の情緒的で、政治的で、魔術的な関係性の複雑さを表現する。
Street action, Oct.04. Image - Yugo Hattori
ホンブロウと協力者たちによるこのストリート・アクションのねらいは、都市に自然を呼び戻すためのコンセプチュアルな装置として古いタイヤを用いて外堀のつながりを「再考」することです。ホンブロウは川の水をタイヤのへりのくぼみの中で巡らせ、それを道標や、泉や、時の扉として、眼前にある水景を痕跡としての外堀や失われた運河へと再び結びつけます。
Street action, Oct.04. Image - Yugo Hattori
このストリート・アクションは6週間のレジデンス期間中、外堀一帯の周辺地域から入念に選ばれた場所において行われます。ストリート・アクションと、それに関連した外堀ウォークが、外堀の全周を結びます。街ゆく人々も自由に参加し、見学し、アーティストと議論することができます(英語、日本語の通訳あり)。このストリート・アクションは「川はどうして わらっているの?」プログラムの他のイベントと並行して展開し、そのすべてはレジデンス期間中にともに進化していきます。
日時:10月4日(水) 14:00–16:00
会場:JAPAN ART BRIDGE (マーチエキュート神田万世橋)から外濠を辿る道路
料金:無料
*追加ストリート・アクションは予定されていません。参加ご希望の方は、プロジェクトのウェブサイト&フェイスブックで最新情報をご覧ください: https://www.michaelhornblow.com/whyistheriverlaughing
Dance Workshop, Oct.08. Image - Yugo Hattori
このダンス・ワークショップでは、舞踏、ボディウェザー、グロトフスキー・メソッド、パフォーマンス・アートを基点としつつ、そこに心理物理的(サイコフィジカル)及びサイト・スペシフィックなパフォーマンス・テクニックを組み合わせていきます。プロジェクト展示からコンセプトとマテリアルを用いることでより実験的に、フロー状態、今(存在)、時間の圧、オブジェクトの生命力を探求していきます。パフォーマンスの分野で25年以上ものキャリアがあるマイケル・ホーンブローは、これまで大野一雄氏、田中泯氏、室伏鴻氏、トニー・ヤップ氏らのもとでトレーニングを受け、アジアを中心に世界各地でパフォーマンスを行ってきました。ダンスやパフォーマンスの経験があれば、どんなレベルの方でも参加できます。動きやすい服装でご参加ください。
日時:10月7日(土) 11:00–14:00
会場:JAPAN ART BRIDGE (マーチエキュート神田万世橋)
料金:500円
*日本語通訳あり
12:30に小休憩がありますが、クラスが終わる14:00に遅めのランチを食べられるよう、クラス前に何か軽く食べておいてください。
Sotobori Walk, Oct.08. Image - Michael Hornblow
外堀巡り(Sotobori Walks)は、皇居の外堀一帯をめぐる地域で短い距離を計4回歩く連作で、今も残る水景や、遠い過去には運河だった場所などを巡ります。この4回すべてを合わせると外堀の全周を結ぶものとなります。外堀巡りには誰でも参加することができ、その道すがらホンブロウや制作協力者たちと話すことができます。この試みがガイドつきのツアーよりも豊かな発見を含むものとなるよう、私たちは地域についての物語や知識を有した人々の参加を歓迎します。また、ともに歩き、音に耳を傾け、周囲を観察し、他の人々と景色のなかを移動しながら環境に少しずつ調和してゆく体験を求める人々の参加も歓迎します。
Sotobori Walk, Oct.14. Image - Michael Hornblow
ルートとスケジュール
10月8日(日) 13:30–15:00 虎ノ門 → 銀座 → 日本橋
集合場所 102-0073 東京都千代田区九段下4丁目4番1号 市ヶ谷見附交番集合
*日本語通訳あり
10月14日(土) 13:30–15:00 万世橋 → 飯田橋 → 市ヶ谷(マッピング・ワークショップの一端として開催)
10月 日付・時間は後日告知 日本橋 → 一橋 → 万世橋
料金:無料
*追加外堀ウォーク、日程未定。参加ご希望の方は、プロジェクトのウェブサイトとFacebookページで最新情報をご覧ください: https://www.michaelhornblow.com/whyistheriverlaughing
虎ノ門 > 日本橋
日本橋 > 小石川
Mapping Workshop Oct.14. Image - Yuka Ikenoya(YUKAI)
このワークショップ(エクスペリメンタル・カートグラフィー)では、江戸時代から近代までの東京の地図を使用します。アナログ、デジタル地図の双方を駆使し、時代の異なる複数の地図をコラージュすることで、一つの地形を描き出し、タイム・トラベラーのように、物語を収集し、街での出来事を辿り、新たな歴史の分岐を生み出します。ワークショップの最後には、万世橋のジャパン・アート・ブリッジから市ヶ谷まで、川沿いを歩きながら地図を作成します。
日時:10月14日(土) ワークショップ 11:00–14:00 外堀巡り 13:30–15:00
会場:JAPAN ART BRIDGE (マーチエキュート神田万世橋)
料金:500円(当日、現地でお支払いください)
オーストラリア出身の建築家、学者、批評家、キュレーター。タスマニア大学建築学部教授。2005年、東京大学で都市史の博士号を取得。空間史、現代建築、農村再生、都市のヴァナキュラー、遺産の批評的な調査などの学術研究を通して、建築や都市における近代性、公共性、中立性、移動、時間性といったテーマに取り組んでいる。これらのテーマはAglaia Konradとの「Japan Works」(2021年)や、Ali Gumillya Baker、Anthony Coupe、Emily Paech、Sarah Rhodesらとの「Unsettling Queenstown」(2023年)、ヴェネチア・ビエンナーレ2023のオーストラリア館代表など、クリエイティブでキュラトリアルな協働を通じても展開されている。タスマニア州ローンセストン在住。東京にも活動拠点をもつ。
ダンス、パフォーマンス・アート、建築、デザイン、映像、パブリック・アート、コミュニティ育成など、領域横断的な経歴を持つニュージーランド出身のアーティスト/研究者。RMIT大学SIAL(オーストラリア)にて博士号を取得後、コンコルディア大学SenseLab(カナダ)にて、博士研究員として従事。メルボルン・フェスティバル、インターナショナル・シンポジウム・オン・エレクトロニック・アート(シドニー、バンクーバー、香港)などでこれまで作品を発表。アジアでの活動歴も長く、日本では著名な舞踏家に師事、またマラッカ・フェスティバル(マレーシア)、アジアトピア国際パフォーマンス・アート・フェスティバル(タイ)、バンコク・デザイン・ウィーク(タイ)、ペレム・フェスティバル(インドネシア)やアーツ・アイランド・フェスティバル(インドネシア)に参加。現在はバンコクを拠点に活動し、タマサート大学グローバル・スタディーズ学部で教鞭をとりつつ、ナン・ローンの旧市街地で開催されるバッファロー・フィールド・フェスティバルの共同創設者兼芸術監督として、サイト・スペシフィック・パフォーマンスとコミュニティ・エンゲージメントを中心に活動を展開。
オーストラリア、メルボルンにあるニューサウスウェールズ大学デザイン学部教授。アート、建築、デザイン、哲学、パフォーマンス、科学の学際的な関連について研究、教育、実践を行う。生物哲学、ポストヒューマニズム倫理学、生態人文科学、実験的なデジタル思考について幅広く執筆している。デザイン、建築、通訳、展示の分野で活動するマロウェイ・スタジオの創立パートナーでもあり、スタジオは賞も受賞している。パフォーマンスと哲学に基づいたアート実践を行っており、パリ、ベルリン、ロンドン、プラハ、メルボルン、シドニー、アデレードなど国際的に作品を発表している。
Prof Keiko Torigoe, Symposium speaker. Image - Akiko Hashiguchi
シンポジウムでは、東京ビエンナーレのテーマである「リンケージ つながりをつくる」に呼応し、失われた外堀や運河、歴史、地形、エコロジー、アート、デザインなど、川と川を再び結びつけます。私たちは、市の水辺景観への新たな評価が現れるように、水路が東京の人々、住民と観光客の両方とより深いレベルでつながる方法を探求します。また、陣内秀信氏による基調講演の後、鳥越けい子氏と皆川典久氏によるショートトークと対談、マイケル・ホーンブロウ氏、ジュリアン・ウォーラル氏、ステファン・ルー氏によるクリエイティブ・フォーラム、マイケル・ホーンブロウ氏とジャン=ダヴィッド・カイユエ氏によるパフォーマンスが行われます。
日時:10月15日(日) 16:00–19:30
会場:JAPAN ART BRIDGE (マーチエキュート神田万世橋)
料金:500円(当日、現地でお支払いください)
定員:40名
※逐次通訳つき
問い合わせ先:cy(at)tokyobiennale.jp ※(at)を@に変えてご連絡ください。
1947年、福岡県生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。ヴェネツィア建築大学留学。現職は法政大学特任教授。中央区立郷土資料館館長。国土交通省景観大賞・かわまち大賞審査委員長。専門はイタリア建築史・都市史、水都東京の都市史。 著書に『ヴェネツィア-水上の迷宮都市』(講談社)、『水都学』全5巻(共編、法政大学出版局)、『水都東京―地形と歴史から読みとく下町・山の手・郊外』(筑摩書房)
サウンドスケープ(音の風景)をテーマに、日本各地の「環境文化資源」の調査研究に携わるとともに、環境保全を視座に入れたまちづくりやワークショップ、コミュニティ・アート等の活動に展開。近代文明の枠組みを再統合するサウンドスケープ概念の可能性を追求している。著書に『サウンドスケープ:その思想と実践』等。現在、青山学院大学総合文化政策学部教授、日本サウンドスケープ協会代表理事。
1963年群馬県生まれ。東京スリバチ学会会長、一級建築士として鹿島建設に勤務、法政大学非常勤講師。2003年に東京スリバチ学会を設立し、東京特有の凹凸地形に着目したフィールドワークを通じて観察と記録を行っている。2014年にはグッドデザイン賞を、2023年には地域再生大賞を受賞した。著書に『東京スリバチの達人』(昭文社)や『凹凸を楽しむ東京スリバチ地形散歩』(宝島社)など。
オーストラリア出身の建築家、学者、批評家、キュレーター。タスマニア大学建築学部教授。2005年、東京大学で都市史の博士号を取得。空間史、現代建築、農村再生、都市のヴァナキュラー、遺産の批評的な調査などの学術研究を通して、建築や都市における近代性、公共性、中立性、移動、時間性といったテーマに取り組んでいる。これらのテーマはAglaia Konradとの「Japan Works」(2021年)や、Ali Gumillya Baker、Anthony Coupe、Emily Paech、Sarah Rhodesらとの「Unsettling Queenstown」(2023年)、ヴェネチア・ビエンナーレ2023のオーストラリア館代表など、クリエイティブでキュラトリアルな協働を通じても展開されている。タスマニア州ローンセストン在住。東京にも活動拠点をもつ。
オーストラリア、メルボルンにあるニューサウスウェールズ大学デザイン学部教授。アート、建築、デザイン、哲学、パフォーマンス、科学の学際的な関連について研究、教育、実践を行う。生物哲学、ポストヒューマニズム倫理学、生態人文科学、実験的なデジタル思考について幅広く執筆している。デザイン、建築、通訳、展示の分野で活動するマロウェイ・スタジオの創立パートナーでもあり、スタジオは賞も受賞している。パフォーマンスと哲学に基づいたアート実践を行っており、パリ、ベルリン、ロンドン、プラハ、メルボルン、シドニー、アデレードなど国際的に作品を発表している。
Jean-David Caillouëtはフランスのサウンドアーティスト、ビジュアルアーティスト。ライブパフォーマンスの文脈から、映画、アコースティック/電子音楽、ダンスなどの振付や詩を新旧問わず組み合わせた作品が多い。これまでCeltic Connections(英国)、Edinburgh Fringe(英国)、Big Mountain festival(タイ)、そしてKLEX(マレーシア)などの著名なフェスティバルなどで国際的に作品を発表。映画、アニメーション、演劇やダンスへ提供した楽曲は英国ロイヤル・オペラ・ハウスや同じく英国ロンドンのクイーン・エリザベス・ホールで演奏された。条件の異なる様々な場所でインスタレーションプロジェクトを発表しており、これまでの発表歴に 英国の歴史のある洞窟Kent’s CavernやパリのLe Musée du Quai Branly、カンボジアの the Angkor Templeやタイ・バンコクのBangkok’s Art and Culture Centerなど。
ダンス、パフォーマンス・アート、建築、デザイン、映像、パブリック・アート、コミュニティ育成など、領域横断的な経歴を持つニュージーランド出身のアーティスト/研究者。RMIT大学SIAL(オーストラリア)にて博士号を取得後、コンコルディア大学SenseLab(カナダ)にて、博士研究員として従事。メルボルン・フェスティバル、インターナショナル・シンポジウム・オン・エレクトロニック・アート(シドニー、バンクーバー、香港)などでこれまで作品を発表。アジアでの活動歴も長く、日本では著名な舞踏家に師事、またマラッカ・フェスティバル(マレーシア)、アジアトピア国際パフォーマンス・アート・フェスティバル(タイ)、バンコク・デザイン・ウィーク(タイ)、ペレム・フェスティバル(インドネシア)やアーツ・アイランド・フェスティバル(インドネシア)に参加。現在はバンコクを拠点に活動し、タマサート大学グローバル・スタディーズ学部で教鞭をとりつつ、ナン・ローンの旧市街地で開催されるバッファロー・フィールド・フェスティバルの共同創設者兼芸術監督として、サイト・スペシフィック・パフォーマンスとコミュニティ・エンゲージメントを中心に活動を展開。
Performance, Oct.16-19. Image - Yugo Hattori
コーダ | コンマ
いつでも立ち寄って、見たり、聞いたり、話をしたりすることのできるクリエイティブな展開のプロセスを展覧会スペースで共有します。進行中の作品の特別公開制作をご覧いただくために、10月16日と19日の夕方に参加いただくことも可能です。
アーティスト: Jean David Caillouët、Stephen Loo、マイケル・ホーンブロウ
日時: オープンスタジオ、10月16日〜19日(月〜木) 11:00–20:00
特別公開制作、10月16日(月)と10月19日(木) 18:30–19:30
会場: JAPAN ART BRIDGE(マーチエキュート神田万世橋内)
料金: 無料
Performance, Oct.16-19. Image - Yugo Hattori
東京ビエンナーレからアリゾナ州立大学へライブストリーミングされたこのパフォーマンス・レクチャーで、マイケル・ホーンブロウは、地元の水路が東京の文化的、政治的、自然的な力の変化の流れをどのように反映しているかを探求する。ホーンブロウは、「宇宙人になる」ことを装い、パフォーマンス、インスタレーション、ビデオ、地図製作、執筆など、さまざまなメディアを駆使して、環境、テクノロジー、ガバナンス、主観性など、不安定な世界情勢がもたらす収束の危機を表現する。トラクターのタイヤは、新たな支流を発明するための概念装置となり、そこでは、時間、スケール、探求の様式において、他都市の神話が交互に現れる。
日時: オープンスタジオ、10月26日(木) 08:30–09:15
9月24日(日) 14:00–17:00 | パフォーマンス |
9月30日(土) 18:30–19:30 | パフォーマンス&サウンドアート |
10月4日(水) 14:00–16:00 | ストリートアクション |
10月7日(土) 11:00–14:00 | ダンスワークショップ |
10月8日(日) 13:30–15:00 | 外堀ウォーク |
10月13日(金) 15:00–17:00 | ストリートアクション |
10月14日(土) 13:30–15:00 | マッピングワークショップ+外堀巡り |
10月15日(日) 16:00–19:30 | シンポジウム+パフォーマンス |
10月16日(月)ー19日(木) 18:30-19:30 | スペシャル・ショーイング |
10月26日(木) 08:30-09:15 | パフォーマンス・レクチャー |
アーティスト/メンバー
マップ
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[Social Dive Projects]マイケル・ホンブロウ:川はどうして わらっているの
古タイヤをユニークな暗喩として、東京で政治や自然の変化を反映してきた河川の構造をたどり、未来へつなぐ試み
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展示
公開制作
パフォーマンス
ワークショップ
その他
K
神田・湯島エリア
JAPAN ART BRIDGE
東京都千代田区神田須田町1-25-4
マーチエキュート神田万世橋内
2023年9月23日 - 11月5日
11:00‒18:00 休日: 10.2
料金
無料