私たちは、顔のYシャツ
エリア
K
神田・湯島エリア
神田小川町
概要
「顔のYシャツ」は1920年に創業したオーダーワイシャツ専門店。ビルの多い神田小川町に忽然と現れる大きな顔の看板がトレードマークの店です。関東大震災で罹災後、戦災にもめげずに店舗を再興し、ずっと同じ場所で営業していました。特徴的な看板は、初代店主・梶永松氏の青年時代の似顔絵をそのまま意匠に用いています。店舗は2020年初頃、惜しまれつつ閉店しました。
本プロジェクトは、この「顔のYシャツ」の価値を社会的に保存するために、この「顔」を多様なメディア(絵画、写真、映像等)で作品化していきます。また建築については、解体されるまでこの歴史的な「顔のYシャツ」をひとりの人格として象徴化し、「終活」をするような活動を展開する予定です。
ここで生まれる「顔」を多くの人に持っていただき、「私たちの顔」として新たなつながりを生み出していきます。
東京ビエンナーレ秋会期のオープンに合わせ、「顔のYシャツ」新店舗を開店し期間限定で営業。以下のような活動を予定しています。
店内サービス
イベント予定
「顔のYシャツ」外観、神田小川町
2023年6月 | プロジェクトメンバーを募集 |
7月 | 店内の改修を始め、多様な「顔」の制作を開始 |
7月10日(月)〜9月21日(木) | 夏会期:ワークショップ、公開制作期間 |
9月22日(金)〜11月5日(日) | 秋会期:展示公開期間 |
アーティスト/メンバー
中村政人(アーティスト)、「顔」、「私たちは、顔のYシャツ」製作メンバー
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