[Social Dive Projects]ペドロ・カルネイロ・シルヴァ + アーダラン・アラム:フリーシート
エリア
H
東日本橋・馬喰町エリア
O
その他のエリア
秋会期に都内複数の場所で実施予定
概要
キーボードとヘッドホン付きの椅子が街中に置かれ、椅子に座った人それぞれに即興で音楽が奏でられます。このパフォーマンス作品は、街を歩く人に一瞬立ち止まってもらい、公共空間の中で別の領域に飛び込むように誘うものです。説明もルールもなんの思惑もなく、音楽を通じた出会いの瞬間がただあるだけです。
《フリーシート》は、ブラジルの音楽家ペドロ・カルネイロ・シルヴァと、イラン・ドイツのコンセプチュアル・アーティスト&映像作家アーダラン・アラムとのコラボレーション作品です。このプロジェクトは偶然に人が出会うことによって、都市における日常生活の中で、アートを通して人間関係とは何かを問いかけることを目的としています。参加者は街中に突然置かれた椅子に対して抱く不信感を克服し、椅子に座ることで始まる音楽の創造に直接影響を与え、その瞬間に鑑賞者から作品の共同制作者へと立場が変わります。
都内各所でパフォーマンスを実施し、さらにこれを映像作品にして発表、関連 トークイベント等を予定。
SOCIAL DIVE: Artist-in-Residence Projects
「ソーシャルダイブ」は、東京のまちのさまざまなエリアに海外アーティストが飛び込み、そこで集い暮らす人びとが持つ魅力を見つめ、新しい価値を生み出すことを目的としたアートプロジェクトです。参加アーティストは社会と交わりながら、まちに潜むあらゆるつながりを明らかにしていきます。それはいま、日本に住み暮らす私たちにとっては思いがけない、もしくは身近すぎて気づけなかった視点かもしれません。
前回の東京ビエンナーレ2020/2021における公募プログラム「SOCIAL DIVE: Artist-in-Residence Projects」では、1,535組あまりの応募から海外アーティスト12組が選ばれましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、このうち7組のアーティストのプロジェクトが実施延期となりました。東京ビエンナーレ2023では、来日が叶わなかったこれらのアーティストを改めて招聘し、作品を発表していただきます。
9月8日(金)〜10月8日(日) | アーティストが東京に滞在し、パフォーマンスおよび映像制作を実施 |
9月23日(土)〜11月5日(日) | 成果公開期間 |
「LIVE RELATIONS! vol.01 DAY1」でのアーティストトーク、2021年(日英逐次通訳)
司会:毛利嘉孝(RELATIONSディレクター)
アーティスト/メンバー