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2023.6.30

パブローブ:100年分の服|学生らと作戦会議を行いました

6月18日、東京ビエンナーレ2023のリンケージのひとつ、「パブローブ:100年分の服」の活動として、アーティストの西尾美也が、他のメンバーや彼の呼びかけで集まった芸大生らと作戦会議を行いました。

パブローブとは「パブリック」と「ワードローブ」を組み合わせた造語で、 服の図書館のような、誰もが利用できる公共のワードローブを作り出すプロジェクトです。アーティストの西尾美也がナイロビのマーケットから着想を得て始まったこの試みを、今回は関東大震災後の復興期に建てられた神田の看板建築・海老原商店を拠点に展開します。かつて、古着、既製服、反物など、装いにまつわる商品が扱われてきたこの場所を拠点に、衣類の提供を広く呼びかけます。震災から現在まで100年の間に着られた服を皆様から募集してパブローブを構成し、人々が生きてきた100年分の時間/生活文化をこれからの東京へとつなげていきます。

 

 

この日の会議では、

  1. 関東大震災から100年分の服をどのように集めていくか
  2. 昔の服をレプリカで再現したり、リメイクする方法
  3. 会場空間でどのように100年分の服を見せるか
  4. 「服の図書館」であるパブローブで過ごすためのスペシャルイベントを立ち上げよう

など、たくさんのアイデアが交わされました。

 

現在、プロジェクトのための衣服のご寄贈を募っています。よろしければ、ぜひ以下もご覧ください。

パブローブ:100年分の服|服の寄贈を募集します

西尾美也 + 403architecture [dajiba]《Pubrobe》2016年 「あいちトリエンナーレ2016」展示風景、愛知県美術館 撮影:Yoshihiro Kikuyama

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パブローブ:100年分の服

関東大震災後100年間に着られた服を募り、震災復興期から残る神田の商店建築で、開かれた服の図書館を作ります

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