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10.29 (日) RELATIONSシンポジウム 「東京⇄東ジャワ・リンケージ: 都市・コミュニティ・アート」

募集期間:2023年10月14日 - 2023年10月29日

10.29(日)  18:30–20:30(18:15開場)
エトワール海渡リビング館 3F千代田区東神田1-15-15
¥500

お申込方法:下記ボタンからお申込みください
*東京ビエンナーレ2023ガイドブックのクーポンをご使用いただけます。ご希望の方は「クーポンチケット使用」枠でご予約ください。

シンポジウム概要 

批評とメディアの実践のプロジェクト・RELATIONSの特別企画として、国際シンポジウムを開催します。登壇者として、今年12月に行われる東ジャワ・ビエンナーレのディレクターのアヨス・プルウォアジ、同ビエンナーレのキュレーター・池田佳穂、さらにインデペンデント・キュレーターのジェイソン・ウェイト各氏をお迎えします。

場所、物資、知恵、労働、自治の共有と分配の伝統に基づくコミュニティとアートの交差点に位置するインドネシアのアートシーン。ディレクターのアヨスが描く芸術祭のかたち、文化横断的な態度と視点について語っていただきます。さらに、東京の地場に発する国際芸術祭「東京ビエンナーレ2023」とのコラボレーショントークを行います。

 

登壇者


アヨス・プルウォアジ

1987年ジェンベル(インドネシア)生まれ。ジェンベルを拠点に活動。2013年ITSスラバヤ工科大学産業プロダクトデザイン学科卒業。
アヨス・プルウォアジは、歴史、建築、ファインアートの分野で横断的に活動するキュレーターであり、2015年以来、多くのキュレーター・プロジェクトに取り組んでいる。活動の一部は、ヴァナキュラー・アーカイビング(その土地に根付いた固有の収集/保存)と集合的記憶の実践に関する。文化遺産に関する批評的な言説を探求する研究グループ、スラバヤ現代遺産協議会(SCHC)を共同設立。

 

 

池田佳穂

キュレーター、カルチャーワーカー。主に東アジアや東南アジアで、伝統的な慣習や社会情勢から発展したコレクティブやDIYカルチャーを調査する。2017年からは素人の乱に関わり、FM電波ラジオ放送、地下文化交流の活動に参加する。
池田のキュレーションは展覧会、パフォーマンス、ラーニングプログラムを複合することが多く、常にアーティストやコラボレーターと対話しながら、水平的なキュレーションを意識している。直近の活動としては、「レシピ・ライブラリー」(Rumah Budaya Sikukeluang/INTA-NET KYOTO同時開催、2022年)、「オープンパークMINE: ストリート/どう遊ぶ?」(山中suplex別棟MINE、2023年)、「未来へのラディカル・ガイドブック」(Dig A Hole Zines/Leggy_同時開催、2023年)などがある。森美術館アシスタントを経て、2023年春より独立。

 

ジェイソン・ウェイト

インデペンデント・キュレーター。芸術、社会、政治、批判理論など多様な領域を横断する主体を形成するような実践様式に関心をもっている。共同キュレーションした展覧会に「Don’t Follow the Wind」, 「The Real Thing?」(パレ・ド・トーキョー、パリ)、「Threat of Peace by Chim↑Pom」(アート・イン・ジェネラル、ニューヨーク)、「White Paper」(ホワイト・ペーパー)などの共同キュレーションを手がける。「The Law by Adelita Husni-Bey」(カスコ・アート・インスティテュート、ユトレヒト)のキュレーターを務めた。オックスフォード大学で現代美術史と理論の博士号、ロンドンのゴールドスミスで芸術と政治の修士号を取得。2011年-2013、ニューヨーク、ホイットニー美術館独立研究プログラムのHelen Rubinstein Curatorial Fellow。Art Review Oxfordの編集者であり、Sternberg Pressから出版された書籍『Don't Follow the Wind』(2021年)の共同編集者でもある。

 

西原 珉

キュレーター・心理療法士。1990年代の現代美術シーンで活動後、渡米。ロサンゼルスでソーシャルワーカー兼臨床心理療法士として働く。心理療法を行うほか、シニア施設、DVシェルターなどでアートプロジェクトを実施。2018年に日本に戻り、アートとレジリエンスに関わる活動を行う。現在、秋田公立美術大学教授。東京ビエンナーレ2023では中村政人と共に総合プロデューサーを務める。

 

毛利嘉孝

社会学者。1963年、長崎県生まれ。東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科教授。京都大学卒業、広告会社勤務後、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジでPhDを取得。特に現代美術や音楽、メディアなど現代文化と都市空間の編成や社会運動をテーマに批評活動を行う。主著に『ストリートの思想』(日本放送出版協会)、『文化=政治』(月曜社)、『増補 ポピュラー音楽と資本主義』(せりか書房)、編著に『アフターミュージッキング』(東京藝術大学出版会)。

 

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