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アダム・ロイガート|フォー・ザ・パブリック−散歩:歩きながら一緒にひらく まちの広場
EXHIBITIONS
参考画像:「FOR THE PUBLIC I–III」、グルンダール、ストックホルム、2024年
アダム・ロイガートは、デンマークとスウェーデンを拠点にするランドスケープ・アーキテクト、アーティスト、プレイスメーカーです。子どもや若者が自らの周囲の環境づくりに参加できるスタジオ「BY RUM SKOLE」 の共同設立者でもあります。
「フォー・ザ・パブリック」は、都市の中で忘れ去られ、見過ごされがちな場所の活性化を目的とした継続的なプロジェクトシリーズです。観客を直に巻き込み、都市空間を探索し、ファシリテーターによる介入を通じて、そうした空間を再解釈するパフォーマンス作品でもあります。
プロジェクトは、参加者が現場で組み立てる小さな構築物の材料が置かれた場所からスタートします。その材料とは、建設用の資材、旗、工具、そして持ち寄る食べ物などです。参加者はパレード形式で現場まで案内され、進んでいきます。人々はそこで一時的なイベントを開催します。終了後には構築物が参加者たちにより解体され、元の場所へ戻されます。これによってその場所は、発見されたままの状態に戻されます。この構築物の持続的な作用は、物質ではなく記憶として残されるのです。
特別協力:株式会社エトワール海渡
*アダム・ロイガートは海外アーティスト公募プロジェクト「SOCIAL DIVE」参加作家です。
マップ
JR総武線「馬喰町駅」4番出口より徒歩2分
都営新宿線「馬喰横山駅」A1出口より徒歩6分
デンマークのコペンハーゲンおよび、スウェーデンのマルメを拠点に活動するランドスケープ・アーキテクト、アーティスト、プレイスメーカー。子どもや若者の主体的な参加を重視した空間づくりを専門とするスタジオ「BY RUM SKOLE(ビィ・ルム・スコーレ)」の共同設立者であり、世界初の都市型ホップ農園「Byhumle(ビィフムレ)」の創設者でもある。彼の実践は、環境・人・場所との対話を軸に、公共空間における新たな関わり方や学びの場を創出することに焦点を当てている。
日本橋・馬喰町エリア
エトワール海渡リビング館