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K04+パブローブ:100年分の服|レクチャーシリーズ① 小形道正「100年分の服」

開催終了

パブローブ:100年分の服

種別
会場

K

神田・湯島エリア

海老原商店

東京都千代田区神田須田町2-13


                                                                
日程

2023年8月5日

18:30–20:00

料金

一般1,000円、学生500円
※事前申込制(詳細は本文参照)

パブローブとは「パブリック」と「ワードローブ」を組み合わせた造語で、 服の図書館のような、誰もが利用できる公共のワードローブを作り出すプロジェクトです。アーティストの西尾美也がナイロビのマーケットから着想を得て始まったこの試みを、今回は関東大震災後の復興期に建てられた神田の看板建築・海老原商店を拠点に展開します。かつて、古着、既製服、反物など、装いにまつわる商品が扱われてきたこの場所を拠点に、衣類の提供を広く呼びかけます。震災から現在まで100年の間に着られた服を皆様から募集してパブローブを構成し、人々が生きてきた100年分の時間/生活文化をこれからの東京へとつなげます。

 

このプロジェクトの一環で開催するレクチャーシリーズ第1弾「100年分の服」は、講師に小形道正さん(大妻女子大学家政学部専任講師)をお迎えします。関東大震災発災の1923年から100年目を迎える2023年。100年の間に移り変わってきた人々の装いから、暮らしの変化、価値観の変化などを読み解きます。日常着から晴れ着まで、その時代を生きた人々が身に付けてきた服を扱うプロジェクトとして、どのような人々の営みや機微があったのか、どのような豊かな文化があったのか、歴史と服を学び直すレクチャーにぜひご参加ください。

 

主催:一般社団法人東京ビエンナーレ
共催:着がえる家実行委員会
協賛:YKK株式会社
協力:社会福祉法人 千代田区社会福祉協議会

 


写真:田附勝

小形道正(おがた・みちまさ)

1985年、長崎市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期単位取得退学。大妻女子大学家政学部専任講師。専攻は文化と芸術の社会学、社会理論、現代社会論。主な論文に「衣服と人間の関係史——つくること、買うこと、借りること」(『広告』Vol.416、2022)、「事件を描くとき——〈外〉からの疎外と内なる〈外〉」(『作田啓一vs.見田宗介』弘文堂、2016)など。主な企画展覧会に「ドレス・コード?——着る人たちのゲーム」(京都国立近代美術館、熊本市現代美術館、東京オペラシティ アートギャラリー、ブンデスクンストハレ[ドイツ]を巡回、2019-21)など。

 

西尾美也 + 403architecture [dajiba]《Pubrobe》2016年 「あいちトリエンナーレ2016」展示風景、愛知県美術館 撮影:Yoshihiro Kikuyama

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パブローブ:100年分の服

関東大震災後100年間に着られた服を募り、震災復興期から残る神田の商店建築で、開かれた服の図書館を作ります

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開催終了

パブローブ:100年分の服

種別
会場

K

神田・湯島エリア

海老原商店

東京都千代田区神田須田町2-13


                                                                
日程

2023年8月5日

18:30–20:00

料金

一般1,000円、学生500円
※事前申込制(詳細は本文参照)

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