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K04+パブローブ:100年分の服|レクチャーシリーズ② 吉見俊哉「100年分の家族」

開催終了

パブローブ:100年分の服

種別
会場

K

神田・湯島エリア

海老原商店

東京都千代田区神田須田町2-13


                                                                
日程

2023年8月8日

18:30–20:00

料金

一般1,000円、学生500円
※事前申込制(詳細は本文参照)

パブローブとは「パブリック」と「ワードローブ」を組み合わせた造語で、 服の図書館のような、誰もが利用できる公共のワードローブを作り出すプロジェクトです。アーティストの西尾美也がナイロビのマーケットから着想を得て始まったこの試みを、今回は関東大震災後の復興期に建てられた神田の看板建築・海老原商店を拠点に展開します。かつて、古着、既製服、反物など、装いにまつわる商品が扱われてきたこの場所を拠点に、衣類の提供を広く呼びかけます。震災から現在まで100年の間に着られた服を皆様から募集してパブローブを構成し、人々が生きてきた100年分の時間/生活文化をこれからの東京へとつなげます。

 

このプロジェクトの一環で開催するレクチャーシリーズの第2弾「100年分の家族」は、講師に社会学者の吉見俊哉さん(東京文化資源会議会長、國學院大学観光まちづくり学部教授)をお迎えします。関東大震災発災の1923年から100年目を迎える2023年。吉見さんが自らのご家族について書かれた著書『敗者としての東京』を主題に、ファミリヒストリーを辿ることで見えてくる日本社会を考えていきます。吉見氏の母、祖母、祖母の甥、曾祖父がキーパーソンとなり、連綿と続く「100年分の家族」を読み解くレクチャーにぜひご参加ください。

 

主催:一般社団法人東京ビエンナーレ
共催:着がえる家実行委員会
協賛:YKK株式会社
協力:社会福祉法人 千代田区社会福祉協議会

 

吉見俊哉(よしみ・しゅんや)

東京文化資源会議会長、國學院大学観光まちづくり学部教授。社会学者として、上演論的アプローチから都市論、メディア論を展開、日本のカルチュラル・スタディーズで中心的な役割を果たしてきた。長く東京大学で教え、大学院情報学環長、大学総合研究センター長、教育企画室長、副学長などを歴任。現在、デジタルアーカイブ学会長も務める。主な著書に『都市のドラマトゥルギー』(河出文庫)、『博覧会の政治学』(講談社学術文庫)、『万博と戦後日本』(講談社学術文庫)、『親米と反米』(岩波新書)、『アメリカの越え方』(弘文堂)、『視覚都市の地政学』(岩波書店)、『五輪と戦後』(河出書房新社)、『東京裏返し』(集英社新書)、『東京復興ならず』(中公新書)、『敗者としての東京』(筑摩書房)などがある。

 

西尾美也 + 403architecture [dajiba]《Pubrobe》2016年 「あいちトリエンナーレ2016」展示風景、愛知県美術館 撮影:Yoshihiro Kikuyama

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パブローブ:100年分の服

関東大震災後100年間に着られた服を募り、震災復興期から残る神田の商店建築で、開かれた服の図書館を作ります

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開催終了

パブローブ:100年分の服

種別
会場

K

神田・湯島エリア

海老原商店

東京都千代田区神田須田町2-13


                                                                
日程

2023年8月8日

18:30–20:00

料金

一般1,000円、学生500円
※事前申込制(詳細は本文参照)

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