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Not Lost Tokyo

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Not Lost Tokyo

エリア

N

日本橋・八重洲・京橋・銀座エリア

概要

東京では、毎年、多くの建造物が老朽化・再開発等の理由で解体されています。新しい建造物にはスポットライトが当たりますが、消えていく建造物に光が当たることがあまりありません。しかし、そうした建造物の一つひとつは、様々な文化的価値を有しています。

Not Lost Tokyoは、東京の失われていく建物をデータ化することで、新たな価値として生まれ変わることを探る実験的なアートプロジェクトです。

東京ビエンナーレ2023では、メタボリズム建築の代表でもあり2022年に惜しまれつつ解体された中銀カプセルタワービルの精細な3Dデータをもとに、多様な作品の制作や、創造的な使用用途の提示を行うことで、「データ化による建造物の新たな可能性」を示したいと考えています。中銀カプセルタワービルを生み出したメタボリズム(新陳代謝)の思想は、「生命の原理に基づき、社会の変化や人口の成長に合わせて有機的に成長する都市や建築」でした。今回の試みは、建造物の3Dデータを建造物のDNAととらえ、建築という物理的な枠組みを超えて、未来に向けて有機的に成長させる新たなメタボリズム、とも言えるでしょう。

 

おもな活動

2023年7月〜9月の夏会期には、ワークショップを実施します。ワークショップでは、メタボリズムの思想を知り、中銀カプセルタワービルの3Dデータをもとにした創造的な活用法のアイディエーションを行います。2023年9月23日〜11月5日の秋会期には、中銀カプセルタワービルの3Dデータをもとにした多様な作品の展示を行います。展覧会の実施、AR展示、VR空間でのイベント、ウェブサイトでの発表等を計画しています。

 

 

スケジュール

7月〜9月Not Lost Tokyoワークショップ開催。メタボリズムの思想を知り、中銀カプセルタワービルの3Dデータをもとにした新たな活用法のアイデアを創出。
7月〜9月作品制作
9月23日(土)〜11月5日(日)秋会期:作品展示(展覧会、AR、VR等)

アーティスト/メンバー

並河進、豊田啓介、瀬賀未久、藤原龍、根之木颯亮、新納大輔、喜々津良、田中健人、鏡味史子、イースピン

関連イベント

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