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リンケージ

Slow Art Collective Tokyo

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Slow Art Collective Tokyo

「Slow Art Collective Tokyo」制作風景 「東京ビエンナーレ2023 はじまり展」、東京サンケイビル、2022年

エリア

D

大丸有エリア

大丸有(大手町・丸の内・有楽町)エリア

概要

Slow Art Collectiveはオーストラリア・メルボルン在住の加藤チャコとディラン・マートレルが主宰する芸術グループです。持続可能性や多文化共生をテーマに、竹やロープなどの自然素材、街で拾い集めた素材を用いた市民参加型のアートプロジェクトを行います。彼らの「スローアート」は、多様な人々が共にゆっくりと何かを創造することを通して、金銭とは別の価値や文化を共有・交換していく「つながりの装置」です。

「Slow Art Collective Tokyo」は、2022年に大手町で滞在制作を行った「東京ビエンナーレ2023 はじまり展」をきっかけに、東京からスローアートを広げていく活動を行っています。2023年はアーティストが大丸有エリアに再び滞在し、誰もが参加できるスローアートのためのオープンスペースを作り出します。さらに、そこに集う人々や、たまたま立ち寄った人々と一緒に大規模インスタレーション作品を協働で制作し、その過程で様々なつながりを生み出すことを目指します。


※本リンケージは「大丸有アートアクション」のひとつとして実施されます

 

「大丸有アートアクション」について

「大丸有(だいまるゆう:大手町・丸の内・有楽町地区の通称)エリア」は、明治時代から日本経済を先導してきたビジネスセンターであるとともに、近代日本の黎明期にわが国で最初の劇場が建設されるなど、100年前からワークライフと文化芸術が共にあるまちづくりを実現してきた歴史を持っています。

120haに及ぶ大丸有エリアには多様なプレーヤーやアクションが「面」で集積しており、数々のアートプロジェクトがエリア全域で展開されています。こうしたアートと企業のリンケージから生まれたエリア活動をまとめて、「大丸有アートアクション」と名付けました。大丸有エリアを拠点とする先進企業のネットワークが、「その先の100年」を見据えて、クリエイションから新たなイノベーションを起こそうとしています。

大丸有エリアにおいて実施するリンケージは、そのアクションの実現に向けて以下のメンバーとの協働を予定しています。

NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会(Ligare)、一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、大丸有SDGs ACT5実行委員会、三菱地所株式会社、大丸有エリアの企業・店舗・起業家・ワーカー、社会問題に取り組むアーティストコレクティブやデザイナー、多文化共生や地域づくりに関わる大学や団体等

 

「Slow Art Collective Tokyo」制作風景 「東京ビエンナーレ2023 はじまり展」、東京サンケイビル、2022年

 

スケジュール

8月

Slow Art Collective Tokyoメンバー募集開始
トークイベントの実施

9月

Slow Art Collective 来日・滞在制作
秋会期:参加型のインスタレーション作品を展開

 

関連情報


オンライントーク記録「Slow Art Collective Tokyoとは?」
(「東京ビエンナーレ2023 はじまり展」、2022年)

 

アーティスト/メンバー

Slow Art Collective(加藤チャコ、ディラン・マートレル)、「Slow Art Collective Tokyo」メンバー

関連イベント

募集

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