BIENNALE
2025

- ワークショップ
- 散歩
都市を書き換える:想像の東京ガイド
EXHIBITIONS
参考図版:ガイドブック『Tokyo — Palace Hotel』1961年
カミラ・スヴェンソンは、ブラジル・サンパウロを拠点に活動するクィアのインターディシプリナリー・アーティスト、写真家です。
彼女は今回、ブラジルの古本屋で偶然見つけた、東京の観光ガイドブックを起点にしたプロジェクトを展開します。そのガイドブックは、1961年に建設された千代田区の「パレスホテル」開館に合わせて編集されたものでした。スヴェンソンは東京に訪れ、そのガイドに記された住所と地図を参考に、現在も存在する場所、変化した場所、または完全に消えてしまった場所を探訪します。そしてその体験を写真、動画、文章で記録し、道中で見つけたモノやその他の資料も収集し、このプロジェクトの制作プロセスじたいをインスタレーション形式で展示します。
特別協力:株式会社エトワール海渡
マップ
ブラジル・サンパウロを拠点に活動するクィアのインターディシプリナリー・アーティスト、写真家。人間、記憶、場所の相互作用をテーマに、時間とともに変容する関係性を探求する。参加型の制作手法を取り入れ、創作過程に他者を巻き込みながら、カメラを通じて生まれる出会いやその変容に着目する。物や物語、出来事、幽霊、イメージなどを収集し、それらと共に暮らしながら、年月を経て変化し混ざり合っていく様子に関心を持ち、新たな表現の可能性を模索する。