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展示

カミラ・スヴェンソン:東京パレスホテルプロジェクト

EXHIBITIONS

カミラ・スヴェンソン:東京パレスホテルプロジェクト

開催予定
種別

SOCIAL DIVE

展示

会場

日本橋・馬喰町エリア

エトワール海渡リビング館

千代田区東神田1-15-15

[マップ]

日程

2025年10月17日(金) - 12月14日(日)

11:30–18:00(金のみ19:00まで)
月火休

料金

要チケット(詳細

参考図版:ガイドブック『Tokyo — Palace Hotel』1961年

カミラ・スヴェンソンは、ブラジル・サンパウロを拠点に活動するクィアのインターディシプリナリー・アーティスト、写真家です。

 

彼女は今回、ブラジルの古本屋で偶然見つけた、東京の観光ガイドブックを起点にしたプロジェクトを展開します。そのガイドブックは、1961年に建設された千代田区の「パレスホテル」開館に合わせて編集されたものでした。スヴェンソンは東京に訪れ、そのガイドに記された住所と地図を参考に、現在も存在する場所、変化した場所、または完全に消えてしまった場所を探訪します。そしてその体験を写真、動画、文章で記録し、道中で見つけたモノやその他の資料も収集し、このプロジェクトの制作プロセスじたいをインスタレーション形式で展示します。

特別協力:株式会社エトワール海渡

アーティスト

マップ

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2025
  • ワークショップ
  • 散歩

都市を書き換える:想像の東京ガイド

古い東京の旅行ガイドを手がかりに、都市の変容という概念を探求するワークショップ。ガイドブックを出発点として、観光にまつわる物語がどのように都市の認識を形作り、想像の空間を生み出すのかを考察します。 当日は、1961年の「東京パレスホテル」開業に合わせて発行されたガイドブックから文章を読み、ディスカッションを行います。その後、それらの文章を参考にしながら、地域の文脈に再解釈する「感覚的マップ」を作成します。そして、ガイドに触発された指示に従いながら街を歩く「パフォーマティブ・ウォーク」を行い、写真・映像・音・収集物などで旅の記録を採集します。 散歩後、各参加者はテキスト・画像・収集物を組み合わせた「ガイドページ」を制作していきます。フィクション・記憶・観察が融合させながら、過去のビジョンを現在の都市体験へと詩的に翻訳し、共同制作のハイブリッドなガイドとしてまとめていきます。   スケジュール 13:00–13:40 イントロダクション&ワークショップ①「ガイドの朗読と詩的マッピング」 13:40–15:10 パフォーマティブ・ウォーク 15:10–16:00 ワークショップ ②「感覚の翻訳と組み立て」
【開催予定】2025.10.25 / エトワール海渡リビング館

参考図版:《SLOW RIVER》2024年、写真、サイズ可変
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カミラ・スヴェンソン

ブラジル・サンパウロを拠点に活動するクィアのインターディシプリナリー・アーティスト、写真家。人間、記憶、場所の相互作用をテーマに、時間とともに変容する関係性を探求する。参加型の制作手法を取り入れ、創作過程に他者を巻き込みながら、カメラを通じて生まれる出会いやその変容に着目する。物や物語、出来事、幽霊、イメージなどを収集し、それらと共に暮らしながら、年月を経て変化し混ざり合っていく様子に関心を持ち、新たな表現の可能性を模索する。