BIENNALE
2025

- ワークショップ
- 散歩
サンウォークス:散歩サイアノタイプ・ワークショップ
EXHIBITIONS
マリアム・トヴマシアンは、アルメニア出身のヴィジュアル・アーティスト、イラストレーターです。彼女は言葉とイメージを組み合わせることで、ひとつの物語を無限のかたちで語ることができると考えます。その視覚的なストーリーテリングの可能性に魅了され、表現手法としてのメディアの可能性や、自身の創造性の境界を広げ続けています。
今回の「サンウォーク ― サンポ」は、東京在住の人々を参加型のアートプロジェクトに招き、都市と他者との出会いの物理的な痕跡を残すため取り組み。日光で印画することができるサノアノタイプ(青写真)は、19世紀に発明された写真方式です。彼女はこのプロジェクトで、日光と時間を主要な素材として使用しながら、急速に変化し、しばしば断絶もみられる都市環境において、静けさ、無常、そしてつながりを探求します 。参加者は、共有された「静けさ」の記念品として、1枚の写真を持ち帰ります。それぞれの写真についてもう1枚が、成長し続けるサイトスペシフィックなインスタレーションと小冊子にアーカイブされます。
特別協力:株式会社エトワール海渡
マップ
マリアム・トヴマシアンはロンドンを拠点とするアルメニア人ビジュアルアーティスト兼イラストレーターである。彼女の作品は漫画や出版物を通じてイメージと言葉の相互作用を探求し、しばしば実存的な問いと日常的な体験を並置する。国をまたいで移動する経験は、急速に変化する都市生活における永続性への関心を形作り、彼女の実践は痕跡を残し、省察を促し、共有された体験を通じて繋がる方法を模索している。