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マリアム・トヴマシアン|サンウォークス — 散歩サイアノタイプ・ワークショップ
EXHIBITIONS
マリアム・トヴマシアンは、アルメニア出身、ロンドン拠点のヴィジュアル・アーティスト、イラストレーターです。彼女はイメージと言葉の組み合わせを通じたビジュアルストーリーテリングへの情熱を抱き、作品に用いるメディウムと彼女自身の創造力、双方の限界を超えるような実践の可能性を探っています。壮大なアイデアと、ごく普通の若い女性としての経験との対比から生まれるトヴマシアンの作品は、どこか風刺的で、ときに詩的な物語になります。それらの作品のテーマは、この世界における経験から生まれる、個人的または存在論的な問いへの応答だと言えるでしょう。
今回の「サンウォーク ― サンポ」は、東京在住の人々を招き、都市や互いとの出会いのフィジカルな痕跡をサノアノタイプ(青写真)によって写し取る参加型のアートプロジェクトです。日光で印画することができるサノアノタイプは、19世紀に発明された写真方式です。このプロジェクトでは、日光と時間を主な素材として用いながら、急速に変化し、しばしば断絶もみられる都市環境において、静けさ、無常、そしてつながりを探求します 。参加者は、共有された「静けさ」の記念品として、1枚の写真を持ち帰ります。それぞれの写真についてもう1枚が、展示会場で成長し続けるサイトスペシフィックなインスタレーションと小冊子にアーカイブされていきます。
特別協力:株式会社エトワール海渡
*マリアム・トヴマシアンは海外アーティスト公募プロジェクト「SOCIAL DIVE」参加作家です。
マップ
JR総武線「馬喰町駅」4番出口より徒歩2分
都営新宿線「馬喰横山駅」A1出口より徒歩6分
マリアム・トヴマシアンはロンドンを拠点とするアルメニア人ビジュアルアーティスト兼イラストレーターである。彼女の作品は漫画や出版物を通じてイメージと言葉の相互作用を探求し、しばしば実存的な問いと日常的な体験を並置する。国をまたいで移動する経験は、急速に変化する都市生活における永続性への関心を形作り、彼女の実践は痕跡を残し、省察を促し、共有された体験を通じて繋がる方法を模索している。
日本橋・馬喰町エリア
エトワール海渡リビング館