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上野・御徒町エリア

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窪田 望:Inside Dementia

窪田望は経営者、AI 開発者、発明家、YouTuber、美術家など多領域で活動しています。美術家としては、AIのバイアス(偏向)やバグ、またインターネットが内包する構造(例えば公的な場におけるコンテンツの適切さ/不適切さの基準)に切り込みながら、本質的な未来のあり方を問いかける作品を手がけてきました。   今回は、自身が幼いころ祖母と過ごした記憶を起点に制作されたインスタレーションで参加します。窪田は祖母とこたつでみかんを食べながら、テレビで『笑点』を見る時間が好きだったといいます。本作ではその記憶を胸に、認知症の方へのインタビュー映像を上映したうえで、この症状において見られる「徘徊」(歩行・探索行動とも言われる)を疑似体験してもらう作品を制作しました。   「家に帰らなくちゃ」とは、介護施設で暮らす認知症(dementia)の方々がしばしば口にする言葉だといいます。その人が自らの言葉に従い外へ出て道に迷ってしまうとき、その行動は「徘徊」と呼ばれます。しかし実際は、自宅でもこの言葉が発せられることがあります。そこでの「家」とは「今・ここ」の家そのものではなく、記憶や感情の奥底にある別の場所かもしれません。私たちは町を「徘徊」しながら、何を感じるでしょうか。   特別協力:株式会社エトワール海渡
【開催期間中】2025.10.17 - 12.14 / エトワール海渡リビング館
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ナラカ・ウィジェワルダネ:偶発の足跡 — 東京の「想像を絶するもの」マッピング

ナラカ・ウィジェワルダネは、スリランカの映画監督、ビデオアーティストです。彼はポストコロニアルな記憶、表象、そして映像の感覚的な力をテーマに作品を制作しています。   ウィジェワルダネは今回、都市空間を思索的な風景へ変容させる多画面の映像インスタレーションに取り組み、偶然性、不在、人間を超えた実在などのテーマを探求します。本作は哲学者のカンタン・メイヤスーによる概念「ハイパー・カオス」をもとに、5つのインスタレーション「因果の不在」「存在論的残骸」「あなたを忘れる都市」「起源なき残響」「思考を超える間隔」によって展開されます。   非同期的な映像投影、場固有のサウンドスケープ、センサー駆動のインタラクション——。これらを通じて直線的な物語は解体され、私たちは東京を記憶、因果関係、人間中心性から解放された都市として新たに体験します。そこでは日常の空間、物体、音が解釈を拒み、慣れ親しんだ「意味」を溶解させる自律的な存在として再構築されます。変化する光、ずれた音、断片化された映像が交錯する連続的な空間体験は、訪れた者を不安定な知覚の領域に浸らせてくれます。それは都市の不可知なリズムへの瞑想であり、人間中心の物語を超えた都市環境を再考する呼びかけとなるでしょう。   関連イベント「想像を絶するもの」を考える:サイレントウォーク・ワークショップ」も開催します。   特別協力:株式会社エトワール海渡 *ナラカ・ウィジェワルダネは海外アーティスト公募プロジェクト「SOCIAL DIVE」参加作家です。
【開催期間中】2025.10.17 - 12.14 / エトワール海渡リビング館
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エルケ・ラインフーバー:都市のエステティシャン

エルケ・ラインフーバーは、ドイツのエルヴァンゲン(ヤクスト)出身のメディアアーティスト、教育者、研究者です。現在は香港城市大学クリエイティブ・メディア学部(SCM)准教授も務めています。彼女の作品は様々な表現方法とストーリーテリングの戦略を探求し、「いま、ここ」に複数の真実が並行して存在することを浮き彫りにします。     彼女の分身である 「都市のエステティシャン」(the Urban Beautician)は、公共空間へのさりげない介入やカメラに向けたパフォーマンスを通して、都市環境において見過ごされてきた細部を改善しようと試みます。彼女は誰も気に留めないものに注目し、パフォーマンスやインスタレーション、映像、写真を通じて表現することで、都市の断片に新たな息吹を与えていくのです。   関連イベント「都市のエステティシャンとの散歩」も開催します。   特別協力:株式会社エトワール海渡 *エルケ・ラインフーバーは海外アーティスト公募プロジェクト「SOCIAL DIVE」参加作家です。
【開催期間中】2025.10.17 - 12.14 / エトワール海渡リビング館

神田・秋葉原エリア

水道橋エリア

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村山悟郎:生成するドローイング — リボン状の系列

村山悟郎は絵画を学び、生命システムや科学哲学を理論的背景として、人間の制作行為(ポイエーシス)の時間性や創発性を探求しています。作品では自己組織的なプロセスやパターンが、絵画やドローイングを通して表現されます。近年は科学者と協働し、AIのパターン認識/生成や、人間の AIに対する感性的理解を探るなど、表現の幅を拡げています。   今回は東京ドームシティのセントラルパークにて、芝生広場を囲む長さ100m超の「パークリボンビジョン」を用いた映像作品を発表します。村山は本作にあたって、リボンビジョンの長さに合わせて、まず幅42cm、長さ17mにもおよぶ長大な絵巻物状のドローイングを制作しました。そして、制作中に一筆一筆を写真で記録し、およそ2か月をかけて描かれたドローイングの制作プロセスを、30秒に圧縮したアニメーションで表現しています。   村山は、即興でドローイングを描くことは、あてもなく街を散歩することに似ていると考えました。散歩が私たちと道とを巡り合わせ、街を常に再発見させるように、一筆一筆の線が次なる線を誘い、ドローイングは思わぬかたちに結び合わさっていきます——。   事業パートナー:株式会社東京ドーム *この展示は東京ドームシティからアートの魅力を発信することを目指し、 東京ドーム、東京藝術大学、東京藝術大学芸術創造機構が2022年に開始した「東京ドームシティ アートプロジェクト」の一環となります。
【開催期間中】2025.10.17 - 12.14 / 東京ドームシティ

八重洲・京橋エリア

大手町・丸の内・有楽町エリア

その他のエリア

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