「まちが教えてくれるまち：ラーニング谷中」は、台東区谷中を中心とするまちの歴史と文化に現代美術の手法でアプローチします。古くから文化芸術を受け入れ、市民が育ててきたまち、谷中。谷中を訪れること＝地域の魅力を構成する様々な要素を知り、このまちの不思議な懐の深さとつながるラーニング・プログラムです。

おもな活動

主に次の活動を予定しています。

1. 谷中でさまざまな人々が実践してきたアートとまちをつなげる試みを振り返るトーク。
2. 谷中の町並今むかしの映像上映（幻灯会）。
3. トピック満載のトークの地域内放送、谷中ラジオ。
4. 動物園の避難訓練：アーティスト・写真家、黑田菜月が、今年は関東大震災から100年目となることから構想し、防災訓練が谷中で重要な意味を持つことをふまえ、震災時の動物園の避難訓練に関連する映像作品の上映と、《まちのなかの危機》に関するワークショップを行います。

西原珉（キュレーター［ディレクター］）、石河美和子（染色家［コーディネーター］）、椎原晶子（地域プランナー）、黑田菜月（アーティスト）。 他、art-Link 上野−谷中、谷中のおかって、NPO法人たいとう歴史都市研究会、未来定番研究所など。地域内の町内会をはじめ、アートスペース、ギャラリー、工芸品店、飲食店などに参加をお願いしていきます。

※［］内は本リンケージでの役割。