2023.10.14
[今週のおすすめ] 週末はイベントがたくさん! / 元ショールームのビルで17展示をじっくり鑑賞 ほか
イラスト:マエダユウキ
「迷ったらこちら!」を合言葉に、本芸術祭の楽しみ方や、おすすめコース、よくいただく質問への回答などをご案内しています。ぜひご活用ください。
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[参考画像]「畠山直哉 写真展 まっぷたつの風景」展示風景、せんだいメディアテーク(仙台)、2016年 Photo by Naoya Hatakeyama
東京ビエンナーレ2023の40以上の会場中でも、最多の17展示が集まるのがエトワール海渡リビング館。かつてショールームだった広大なフロアの建物に、畠山直哉、藤幡正樹らのベテランや、黑田菜月、中島伽耶子ら注目アーティストが、私たちの様々な「つながり」について考えさせる作品を展示しています。また、東京の街なかで1人だけのために音楽を奏でる「フリーシート」(ペドロ・カルネイロ・シルヴァ+アーダラン・アラム)や、会場の一室で行われたパフォーマンス映像によるインスタレーション《静かなる内》(ホズィーリス・ガヒード)など、海外アーティストが東京で生み出した作品もぜひご覧ください。10月13日(金)には、約300mにおよぶ植物の木炭画展示をめぐる「ArTeas (アーティーズ):対話型美術鑑賞プログラム:佐藤直樹の世界に潜る」も開催されます。
10月7日(土)から大丸有エリアで「IMM東京 公募展:It’s Not a Cultural Showcase, but a Window to the Soul」がスタートしました。日本に暮らす海外ルーツを持つ人々の表現を、5つのオフィスビルのショーウィンドウを使って展示する試みです。10月14日(土)には、映画『マイスモールランド』で注目された川和田恵真監督と、アーティストの岩井成昭(IMM東京主宰)の公開対談「多文化理解における視覚芸術の役割」も開催されます。
以下からご確認いただけます。各会場の開場時間・休場日もご確認のうえお出かけください。下記ページでは任意のカテゴリー・エリア・日付指定の絞り込み検索も可能です。10月13日(金)からは、大丸有エリアで話題のスローアートコレクティブのもうひとつの展示「Window Garden」が、庭のホテル東京(水道橋・神保町エリア)で始まります。
*Slow Art Collective Tokyo|10月9日(月)大手町会場(東京サンケイビル)は諸事情により休場しております。有楽町会場(Slit Park Yurakucho)では15時半まで開場しワークショップを行います。いずれも外から作品を鑑賞いただくことは可能です。
お申し込み方法・料金等は各イベントで異なります。ご確認のうえご参加ください。
東京ビエンナーレ2023では多くのプログラムを無料でご体験いただけますが、特別鑑賞会場など一部のプログラムは場所や内容の関係上、有料とさせていただきます。このガイドブックはこれらの有料会場に入場できるお得なパスポート付き(ガイドブック特別版のみ)または選べるチケット付き(通常版のみ)で、さらに有料イベントやグッズ購入の割引クーポンも付いたお得な1冊です。もちろん内容についても、全エリアのマップ付き主要プログラム情報から、おすすめコースのご紹介まで、みなさまに役立つ情報満載でお届けします。ぜひご購入のうえ、芸術祭をお楽しみいただけたら幸いです。