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展示

テントハウス・アートコレクティブ & オーブンネットワーク:その家は見た目より広い

EXHIBITIONS

テントハウス・アートコレクティブ & オーブンネットワーク:その家は見た目より広い

開催予定
種別

展示

会場

神田・秋葉原エリア

海老原商店

千代田区神田須田町2-13-5

[マップ]

日程

2025年10月17日(金) - 12月14日(日)

11:30–16:30 月火水休

料金

無料

参考図版:シャザッド・マレキアン、イーダ・ウヴァース《STIM》2023年 撮影:Jan Khur

テントハウス・アートコレクティブは、オスロを拠点に2009年から活動するアーティスト集団です。コミュニティとの関わり、共同性、包摂性を焦点に、プロセス重視の実践を重ねています。また、かれらが展開するオーブン・ネットワークは北欧と東南アジアのコレクティブをつなぎ、共に学び・考え、長期的な関わりを育むことを目指しています。

 

今回、かれらは会期中に神田の築100年近い看板建築・海老原商店を拠点とし、建物の歴史に着想を得たプロジェクトを展開します。「トランスローカル」の概念のもと、参加メンバーと地域コミュニティが関わり合いながら新たな場をつくり、各人の固定概念を揺さぶりつつ、現在の課題を変容させていきます。プロジェクトは以下の要素で構成されます。

 

RRR OFFICE:
Research(調査)、Record(記録)、Report(報告)を行う仮設のオフィス的空間。

 

STIM – Kizuna:
歩くことや身体表現、体験的リサーチを通して形成される、場に応答するパフォーマンス(パフォーマーも募集)。

 

各種アクティベーション:
ワークショップや議論型プログラムなど。

 

これらを通じて、コレクティブと地域コミュニティの知識や経験をつなぎ合わせ、過去の伝統を尊重しつつ、未来を変えていくための動きの場を生み出すことを目指します。

 
後援:ノルウェー大使館
助成:OCA, Globus Forward
協力:海老原商店

アーティスト

マップ

参考図版:シャザッド・マレキアン《HANDLE WITH CARE》2021年、公共空間での参加型パフォーマンス、オスロ
参考図版:《STIM》2023年、シャザッド・マレキアン、イーダ・ウヴァース、撮影:Jan Khur
参考図版:The OVEN Network「URGENCY Project」より バンコクのStudio150による「Radiant Blessing」展、413BETA、ソウル、2024年
参考図版:The OVEN Network「URGENCY Project」より バンコクのStudio150による「Radiant Blessing」展、413BETA、ソウル、2024年、Photo courtesy of Studio150 and The Oven
参考図版:The OVEN Network「URGENCY Project」より Photo courtesy of Studio150 and The Oven
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テントハウス・アートコレクティブ & オーブンネットワーク

Tenthaus Art Collective(テントハウス・アートコレクティブ)は、2009年よりさまざまな形で活動してきた、オスロを拠点とするアーティスト・コレクティブ。その実践はプロセスを重視し、コミュニティとの関わり、共同性、包摂性に焦点を当てたものである。

Tenthausが展開するThe OVEN Network(オーブン・ネットワーク)は、芸術的交流のための越境的なネットワーク。コラボレーションを基盤とし、北欧と東南アジアのコレクティブをつなぎ、共に学び、共に考え、長期的な関わりを育むことを目指している。彼らはアートやデザインを「成果物」としてではなく、「観察」「摩擦」「変容」のためのツールととらえる。

The OVEN Networkはアートプロジェクト、展覧会、リサーチ、レジデンス、ワークショップ、出版、集い、対話の瞬間などを通じて、周囲の状況に応じて形を変えながら展開される。彼らは共通の好奇心を持つ人々を歓迎し、違いを抱える場を共に保ちつつ、新たな前進のあり方を探求する。

 

メンバー:

イーダ・ウヴァース
身体、精神、社会における「移動性」を探求するムーブメント・アーティスト。パフォーマンスや視覚芸術、サイトスペシフィックな実践を通じて、参加型かつ学際的な作品を創出し、社会構造に問いを投げかけ、集団的な芸術体験へと誘う。@idauvaas

シャザッド・マレキアン
パフォーマンス、映像、彫刻を横断する学際的なアーティスト。遊びを通じて公共空間や制度における権力、抵抗、ケアを探求。主な展覧会にSACOビエンナーレ(2025)、シンガポール美術館(2024)など。@shahrzad.malekian

Studio150
パット・ラッダパンとピヤコーン・チャイウェラプンデーチによって設立された、バンコクを拠点とするアート、デザイン、出版を横断するスタジオ。グラフィックデザインとキュレーション的視点を融合させ、印刷物から空間介入まで多様な形式で社会的な実践を展開。バンコク・アートブックフェア共同設立者。www.studio150.info

メチュ・ラペル
対話のための多孔質な構造をキュレーションし、アートやケア、そして新たに生まれる共有知を通じてコミュニティをつなげる手法により、様々なプロジェクトを実践している。