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イベント

パフォーマンス「STIM – KIZUNA」(詳細近日発表)

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パフォーマンス「STIM – KIZUNA」(詳細近日発表)

開催予定
種別

パフォーマンス

散歩

会場

神田・秋葉原エリア

海老原商店

千代田区神田須田町2-13-5

日程

調整中

2025年10月24日(金)19:00〜19:50 2025年10月26日(金)13:00〜13:50

料金

500円

参考図版:シャフルザード・マレキアン、イーダ・ウヴァース《STIM》2023年 撮影:Jan Khur

ノルウェーを拠点とするアート・コレクティブ Tenthaus のメンバー、シャフルザード・マレキアンとイダ・ウヴァースが、2025年10月に新作パフォーマンス 『Kizuna』 を発表します。

『Kizuna』は、神田の 海老原書店 周辺で展開されるサイトレスポンシブ作品です。身体性と動きを通したリサーチによって形作られ、共有されたリズムや存在感、注意深さ、そして動く映像のかたちで痕跡を残します。

本パフォーマンスは、マレキアンとウヴァースの長期的なコラボレーション STIM の一部です。STIM は、柔軟なスコアを通じて展開される「生きた、コンテクストに応じた振付的有機体」であり、場所ごとに変化し、新しいタイトルを得て、その環境に応答します。時間、記憶、帰属意識、空間の物語を探求するこの作品では、公共空間を層状で争われる地形として捉え、動きが「聴くこと」「たどること」「再構想すること」の手段となります。

これまでノルウェーやシンガポールなどで発表されてきた STIM は、各地の歴史や社会的文脈に配慮しながら適応してきました。東京では、『Kizuna』 として具体化され、海老原書店を「記憶の構造」として、また目に見える・見えないケアや統制の仕組みによって形作られた場所として扱います。

屋内での発表が中心のため、雨天の場合もイベントは中止されませんが、会場間の移動には傘をお持ちいただくことをおすすめします。

 

出演:シャフルザード・マレキアン、イーダ・ウーヴァース 他

 


シャフルザード・マレキアン(テントハウス・アートコレクティブ)
パフォーマンス、映像、彫刻を横断する学際的なアーティスト。遊びを通じて公共空間や制度における権力、抵抗、ケアを探求。主な展覧会にSACOビエンナーレ(2025)、シンガポール美術館(2024)など。@shahrzad.malekian

 


イーダ・ウーヴァース(テントハウス・アートコレクティブ)
身体、精神、社会における「移動性」を探求するムーブメント・アーティスト。パフォーマンスや視覚芸術、サイトスペシフィックな実践を通じて、参加型かつ学際的な作品を創出し、社会構造に問いを投げかけ、集団的な芸術体験へと誘う。

アーティスト

マップ

都営新宿線「岩本町駅」A6出口より徒歩2分
JR「秋葉原駅」昭和通り口より徒歩4分

関連展示

TOKYO
BIENNALE
2025
  • インスタレーション
  • パフォーマンス
  • その他

テントハウス・アートコレクティブ & オーブンネットワーク:その家は見た目より広い

テントハウス・アートコレクティブは、オスロを拠点に2009年から活動するアーティスト集団です。コミュニティとの関わり、共同性、包摂性を焦点に、プロセス重視の実践を重ねています。また、かれらが展開するオーブンネットワークは北欧と東南アジアのコレクティブをつなぎ、共に学び・考え、長期的な関わりを育むことを目指しています。   今回、かれらは会期中に神田の築100年近い看板建築・海老原商店を拠点とし、建物の歴史に着想を得たプロジェクトを展開します。「トランスローカル」の概念のもと、参加メンバーと地域コミュニティが関わり合いながら新たな場をつくり、固定概念を揺さぶりつつ、現在の課題を変容させていきます。プロジェクトは以下の要素で構成されます。   RRR OFFICE Research(調査)、Record(記録)、Report(報告)を行う仮設のオフィス的空間。   STIM – Kizuna 歩くことや身体表現、体験的リサーチを通して形成される、場に応答するパフォーマンス(パフォーマーも募集)。   各種アクティベーション ワークショップや議論型プログラムなど。   これらを通じて、コレクティブと地域コミュニティの知識や経験をつなぎ合わせ、過去の伝統を尊重しつつ、未来を変えていくための動きの場を生み出すことを目指します。   後援:ノルウェー大使館 助成:OCA, Globus Forward 協力:海老原商店 *テントハウス・アートコレクティブ & オーブンネットワークは「看板建築プロジェクト」および「海外連携プロジェクト」参加作家です。
【開催予定】2025.10.17 - 12.14 / 海老原商店

参考図版:シャザッド・マレキアン《HANDLE WITH CARE》2021年、公共空間での参加型パフォーマンス、オスロ
参考図版:シャフルザード・マレキアン、イーダ・ウヴァース《STIM》2023年、パフォーマンス 撮影:Jan Khur
参考図版:The OVEN Network「URGENCY Project」より バンコクのStudio150による「Radiant Blessing」展、413BETA、ソウル、2024年
参考図版:The OVEN Network「URGENCY Project」より バンコクのStudio150による「Radiant Blessing」展、413BETA、ソウル、2024年、Photo courtesy of Studio150 and The Oven
参考図版:The OVEN Network「URGENCY Project」より Photo courtesy of Studio150 and The Oven
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テントハウス・アートコレクティブ & オーブンネットワーク

Tenthaus Art Collective(テントハウス・アートコレクティブ)は、2009年よりさまざまな形で活動してきた、オスロを拠点とするアーティスト・コレクティブ。その実践はプロセスを重視し、コミュニティとの関わり、共同性、包摂性に焦点を当てたものである。

Tenthausが展開するThe OVEN Network(オーブン・ネットワーク)は、芸術的交流のための越境的なネットワーク。コラボレーションを基盤とし、北欧と東南アジアのコレクティブをつなぎ、共に学び、共に考え、長期的な関わりを育むことを目指している。彼らはアートやデザインを「成果物」としてではなく、「観察」「摩擦」「変容」のためのツールととらえる。

The OVEN Networkはアートプロジェクト、展覧会、リサーチ、レジデンス、ワークショップ、出版、集い、対話の瞬間などを通じて、周囲の状況に応じて形を変えながら展開される。彼らは共通の好奇心を持つ人々を歓迎し、違いを抱える場を共に保ちつつ、新たな前進のあり方を探求する。

 

メンバー:

イーダ・ウヴァース
身体、精神、社会における「移動性」を探求するムーブメント・アーティスト。パフォーマンスや視覚芸術、サイトスペシフィックな実践を通じて、参加型かつ学際的な作品を創出し、社会構造に問いを投げかけ、集団的な芸術体験へと誘う。@idauvaas

シャフルザード・マレキアン
パフォーマンス、映像、彫刻を横断する学際的なアーティスト。遊びを通じて公共空間や制度における権力、抵抗、ケアを探求。主な展覧会にSACOビエンナーレ(2025)、シンガポール美術館(2024)など。@shahrzad.malekian

Studio150
パット・ラッダパンとピヤコーン・チャイウェラプンデーチによって設立された、バンコクを拠点とするアート、デザイン、出版を横断するスタジオ。グラフィックデザインとキュレーション的視点を融合させ、印刷物から空間介入まで多様な形式で社会的な実践を展開。バンコク・アートブックフェア共同設立者。www.studio150.info

メチュ・ラペル
対話のための多孔質な構造をキュレーションし、アートやケア、そして新たに生まれる共有知を通じてコミュニティをつなげる手法により、様々なプロジェクトを実践している。

 

参加プロジェクト

神田・秋葉原エリア

海老原商店