- ワークショップ
RRR OFFICE サブレントプログラム③ ヘレン・エリクセン|コラージュ&アッサンブラージュ:対話からアイデンティティを探るワークショップ
EVENTS
その他
会場
神田・秋葉原エリア
海老原商店
千代田区神田須田町2-13-5
日程
無料
会期中は通常の展示(STIM KIZUNAとSlekke Worldの映像作品)はご覧いただけません
グループ展「Knot | Kawaii Witches」は、RRRサブレントプログラムの一環として集合的インスタレーションを発表します。「Whispers of the Kawaii Witches」から始まった継続的な実践から生まれた「可愛い魔女たち」は、パフォーマンスから空間的存在へと移行し、素材、感情、テクノロジーの交差点を探求します。本展は、韓国、オーストリア、中国出身のアーティストを結集したプロセス志向の共同プロジェクトであり、インスタレーション、サウンド、布、デジタル画像を用いて、ケア、抵抗、癒しが「Knot=結び目」という共有された比喩を通じてどのように絡み合うかを探究します。
アーティスト

ベン・カ(Bian Ka)
1998年生まれ、東京在住。戸部眞紀財団支援アーティスト。2024年、女子美術大学大学院美術研究科洋画専攻修士課程修了。2022〜2023年、東京藝術大学美術学部にて研修。彼女は幼少期より多国での生活経験を持ち、その経験から「境界線」を主要なテーマに制作を続けています。2020年の来日以降は、インスタレーションやミクストメディアを軸に、現代社会におけるテクノロジーと倫理の関係、現実と仮想の境界、そして主体性の在り方に焦点を当てています。金属やガラスなどの人工素材やAIを用いた実験的な表現を通じて、人間と環境、現実とデジタルの相互作用を探求しています。
Linktree
Instagram: @bianka78770

ユン・へジョン(Hyejeong Yun)
ベルリンを拠点に活動する韓国出身のビジュアルアーティスト。映像、インスタレーション、パフォーマンス、テキストを横断的に扱う彼女の実践は、植民地主義や帝国的な構造が、ジェンダー化された労働、移動、そして世代間記憶を今日までいかにして形作り続けているのかを探究しています。また、アーカイブリサーチ、ミクロヒストリー、場所に根ざした調査をもとに、覇権的なマトリックスや構造的暴力がどのように身体、風景、日常へと刻み込まれているのかを読み解きます。彼女は自身の身体・声・言語を「政治的地図化」の手法として扱い、アーカイブの断片と、複数の共同体や土地にまたがる移住の集合的記憶とを結びつけます。
https://yunhye.de/
hyejeongyun_

ヨハナ・リード(Johanna Riedl)
ビデオとインスタレーションで活動するトランスメディアアーティスト。社会的共存の中でのテクノロジーの関係、機能、存在を探求しています。
https://jhnsi.com/
Instagram: @jhnsi____
キュレーター

李静文(Li Jingwen [SEIBUN])
李は 2014 年に来日し、武蔵野美術大学彫刻学科を経て、現在は東京藝術大学の博士後期課程に在籍。彫刻の身体性と空間性をテーマに、デジタルフィールドにおける彫刻概念の研究を深めています。現在は東京を拠点に、ヤングジェネレーションとオルタナティブコミュニティを中心に企画や研究など幅広い分野で活躍しています。彼女は彫刻作家としてのバックグラウンドとメディア理論研究者の視点を融合し、日常的機能性を超えるテクノロジーの魅力を取り上げ、現時性と情動をキーワードに、物事のつながりに注目しながら独自のキュレーションでポストメディア時代のアートシーンにおける冒険を続けています。過去には芸術団体「Upload AIR」の運営や、ウェブマガジン『The Colossus 巨像』の編集、アートコレクティブ「脱衣所」のメンバーとしても活躍し、2024年にはアーティストインレジデンス「D-O-U 成増」を創立。現在は建築団体・GROUPと手を組み、スペースをリノベーションしています。
https://lijingwen.icu/
Instagram: @celiamo_
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Tenthaus Art Collective(テントハウス・アートコレクティブ)は、2009年よりさまざまな形で活動してきた、オスロを拠点とするアーティスト・コレクティブ。その実践はプロセスを重視し、コミュニティとの関わり、共同性、包摂性に焦点を当てたものである。
Tenthausが展開するThe OVEN Network(オーブン・ネットワーク)は、芸術的交流のための越境的なネットワーク。コラボレーションを基盤とし、北欧と東南アジアのコレクティブをつなぎ、共に学び、共に考え、長期的な関わりを育むことを目指している。彼らはアートやデザインを「成果物」としてではなく、「観察」「摩擦」「変容」のためのツールととらえる。
The OVEN Networkはアートプロジェクト、展覧会、リサーチ、レジデンス、ワークショップ、出版、集い、対話の瞬間などを通じて、周囲の状況に応じて形を変えながら展開される。彼らは共通の好奇心を持つ人々を歓迎し、違いを抱える場を共に保ちつつ、新たな前進のあり方を探求する。
メンバー:
イーダ・ウヴァース
身体、精神、社会における「移動性」を探求するムーブメント・アーティスト。パフォーマンスや視覚芸術、サイトスペシフィックな実践を通じて、参加型かつ学際的な作品を創出し、社会構造に問いを投げかけ、集団的な芸術体験へと誘う。@idauvaas
シャフルザード・マレキアン
パフォーマンス、映像、彫刻を横断する学際的なアーティスト。遊びを通じて公共空間や制度における権力、抵抗、ケアを探求。主な展覧会にSACOビエンナーレ(2025)、シンガポール美術館(2024)など。@shahrzad.malekian
Studio150
パット・ラッダパンとピヤコーン・チャイウェラプンデーチによって設立された、バンコクを拠点とするアート、デザイン、出版を横断するスタジオ。グラフィックデザインとキュレーション的視点を融合させ、印刷物から空間介入まで多様な形式で社会的な実践を展開。バンコク・アートブックフェア共同設立者。www.studio150.info
メチュ・ラペル
対話のための多孔質な構造をキュレーションし、アートやケア、そして新たに生まれる共有知を通じてコミュニティをつなげる手法により、様々なプロジェクトを実践している。
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シンポジウム「新しいアートの国際協働に向けて:トランス・ビエンナーレの試み」
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