- パフォーマンス
RRR OFFICEサブレントプログラム⑧ Ravn (Mike TV) パフォーマンス
EVENTS
パフォーマンス
会場
神田・秋葉原エリア
海老原商店
千代田区神田須田町2-13-5
日程
パフォーマンス予定時間
14:30–15:00 スティッチ・シスターズ
15:00–15:30 クルト・ヨハネッセン
無料
パフォーマンスの時間中、会場への入退場は自由にしていただけます。
参考図版:クルト・ヨハネッセン《In the forest 4》2023年 Photo by Thor Brødreskift
「Static Sense」は、ノルウェーのアーティスト、クルト・ヨハネッセンと、アートコレクティブであるスティッチ・シスターズによるパフォーマンスイベントです。
海老原商店は、地域コミュニティなかで長年親しまれてきた場所であり、この空間そのものが、数えきれないほどの記録されなかった記憶や、労働や対話の痕跡、残された気配や微細な空気感を蓄えています。「Static Sense」は、この場所に宿る重層的な時間を感知し、「いま、ここ」に立ち現れる身体を通して、その見えない歴史を呼び覚まそうと試みます。
本企画は、芸術体験を一方向に伝えるものではなく、劇的な行為や物語を伴わなくとも、参加者一人ひとりが静かに変容していくような出会いの場をつくることを目指しています。私たちが注目するのは、空間の限られた境界の中で、身体が「物質的な詩」として立ち現れる瞬間です。一見静止しているように見える身体も、その内側では知覚が絶えず動き続けています。その微細な振動に耳を澄ませることで、共有された時間と対話が、個々の存在にどのような変化をもたらすのかが浮かび上がります。
イベント全体を通して、パフォーマーと観客のあいだに生まれる関係性、そしてその出会いから立ち上がる表現の可能性を探ります。両者の絡み合いは、静かに経験される一時的な共通の地平をつくり出します。ここでのパフォーマンスは、単に「見られるためのもの」ではなく、私たちの意識に介入し、共鳴や戸惑い、そして静かに共有される気づきの瞬間を呼び起こします。
クルト・ヨハネッセンのミニマルで詩的なパフォーマンスは、意味を限定することなく、観客自身の知覚や思考の余地を残します。スティッチ・シスターズは、対話や協働のプロセスから生まれる参加型のパフォーマンス作品を展開し、共有された関わりを通して人々の関係性を紡ぎ直します。アプローチは異なるものの、両者に共通するのは、自己を強く主張するのではなく、相手にそっと触れるようなつながりの感覚を育む試みとなります。
参加アーティスト
クルト・ヨハネッセン(Kurt Johannessen)
1960年生まれ、ノルウェー・ベルゲンを拠点とするアーティスト。主にパフォーマンスとアーティストブックを中心に活動しています。1980年代初頭より、ヨーロッパ、アジア、アメリカ各地でパフォーマンスを発表してきた彼の作品は、詩的でミニマルな表現を特徴としています。また、テキストを用いた制作も活発に行っており、自身のアーティストブックを出版しています。そのテキストワークは短く、視覚的かつ詩的で、ときにユーモアを含みます。これまでに140冊以上の書籍を制作しています。2025年に東京アートブックフェア(会場:東京都現代美術館)に参加予定。
スティッチ・シスターズ(The Stitch Sisters)
糸を媒介に、歴史・身体・労働の関係性を再考するリサーチ・パフォーマンス・コレクティブ。編む行為、ストーリーテリング、音、香りを取り入れながら、搾取とケア、生産と日常生活のあいだに潜む結びつきを掘り起こし、創造的な未来を紡ぎ出します。
マップ
都営新宿線「岩本町駅」A6出口より徒歩2分
JR「秋葉原駅」昭和通り口より徒歩4分
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Tenthaus Art Collective(テントハウス・アートコレクティブ)は、2009年よりさまざまな形で活動してきた、オスロを拠点とするアーティスト・コレクティブ。その実践はプロセスを重視し、コミュニティとの関わり、共同性、包摂性に焦点を当てたものである。
Tenthausが展開するThe OVEN Network(オーブン・ネットワーク)は、芸術的交流のための越境的なネットワーク。コラボレーションを基盤とし、北欧と東南アジアのコレクティブをつなぎ、共に学び、共に考え、長期的な関わりを育むことを目指している。彼らはアートやデザインを「成果物」としてではなく、「観察」「摩擦」「変容」のためのツールととらえる。
The OVEN Networkはアートプロジェクト、展覧会、リサーチ、レジデンス、ワークショップ、出版、集い、対話の瞬間などを通じて、周囲の状況に応じて形を変えながら展開される。彼らは共通の好奇心を持つ人々を歓迎し、違いを抱える場を共に保ちつつ、新たな前進のあり方を探求する。
メンバー:
イーダ・ウヴァース
身体、精神、社会における「移動性」を探求するムーブメント・アーティスト。パフォーマンスや視覚芸術、サイトスペシフィックな実践を通じて、参加型かつ学際的な作品を創出し、社会構造に問いを投げかけ、集団的な芸術体験へと誘う。@idauvaas
シャフルザード・マレキアン
パフォーマンス、映像、彫刻を横断する学際的なアーティスト。遊びを通じて公共空間や制度における権力、抵抗、ケアを探求。主な展覧会にSACOビエンナーレ(2025)、シンガポール美術館(2024)など。@shahrzad.malekian
Studio150
パット・ラッダパンとピヤコーン・チャイウェラプンデーチによって設立された、バンコクを拠点とするアート、デザイン、出版を横断するスタジオ。グラフィックデザインとキュレーション的視点を融合させ、印刷物から空間介入まで多様な形式で社会的な実践を展開。バンコク・アートブックフェア共同設立者。www.studio150.info
メチュ・ラペル
対話のための多孔質な構造をキュレーションし、アートやケア、そして新たに生まれる共有知を通じてコミュニティをつなげる手法により、様々なプロジェクトを実践している。
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