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【おすすめ】東京ビエンナーレ2025を歩いてめぐる、おさんぽコース6選!

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2025.11.07

【おすすめ】東京ビエンナーレ2025を歩いてめぐる、おさんぽコース6選!

「いっしょに散歩しませんか?」がテーマの東京ビエンナーレ2025。まちを歩けば作品や歴史ある建物、ユニークな路地などとの出会いが新しい発見に変わります。自分だけの東京の風景を見つけにお出かけください。

*所要時間は目安であり、鑑賞時間含め個人差があります。休憩をとりながら散歩をお楽しみください。

 

おすすめさんぽコース6選


所要時間(鑑賞含め5時間程)

 

東叡山 寛永寺ではふだんは非公開の場所を含め、歴史的空間とアートの共鳴を体験。鈴木昭男の《点 音(おとだて)》はアーティストが選んだ場所で耳を澄まして感覚を開き、世界の音を感じるプロジェクトです。写真プロジェクト「Tokyo Perspective」は、写真家やアーティストが東京をカメラでとらえて撮影地点も公開する試み。このコースでは片山真理、SIDE CORE、豊嶋康子がみた風景をたどります。神田では歴史ある看板建築群での展示を周遊。最後にエトワール海渡リビング館で6フロアを使った展示群をお楽しみください。

 

注意:📸付き項目は写真プロジェクト「Tokyo Perspective」の撮影地点 (展示物はありません)。写真作品はエトワール海渡リビング館で展示。

 

Ⓐ 東叡山 寛永寺 (有料・一部無料)

森淳一〈星翳〉連作、2025年、展示風景

有料エリア:渋沢家霊堂前庭(森淳一)、貴賓室(藤原信幸)、葵の間(小瀬村真美)
無料エリア:根本中堂(黒川岳)、根本中堂周辺(鈴木昭男)🚃 最寄駅:JR山手線「鶯谷駅」

▼ 徒歩15分

Ⓑ 📸 片山真理「Tokyo Perspective」撮影地点

左:《Tokyo / Ueno #001》、右上《Tokyo / Ueno #003》、右下《Tokyo / Ueno #004》、2025年、発色現像方式印画
© Mari Katayama, courtesy of Mari Katayama Studio and Galerie Suzanne Tarasieve, Paris

▼ 徒歩5分

Ⓒ 不忍池辯天堂 鈴木昭男:点音

耳を澄ます場所が2か所あります(上記リンク先のマップ欄⑫⑬)。

▼ 徒歩10分

Ⓓ 松坂屋上野店内 + PARCO_ya上野周辺 鈴木昭男:点音

耳を澄ます場所が計5か所あります(上記リンク先のマップ欄⑩⑪)

☕️ 近辺は飲食店も多く休憩にも良い一帯。

▼ 徒歩15分

Ⓔ 📸 SIDE CORE「Tokyo Perspective」撮影地点

《only one dirty shoe》2025年

*近くにSIDE CORE撮影地点が計3か所(上記リンク先のマップ欄⑧⑨⑩)

▼ 徒歩13分

Ⓕ 📸 豊嶋康子「Tokyo Perspective」撮影地点

《Backshift 2016〜2025 (ちよだアートスクエア 旧練成中学校)》2025年

▼ 徒歩25分

Ⓖ 神谷氷店 黒川岳:石を聴く

参考図版:《石を聴く》2022年 撮影:鈴木陽介

*東叡山 寛永寺(コース①)でも展示。
☕️ 近隣にハンバーガー店「ハングリィジョーズTokyo」なども。

▼ 徒歩5分

▼ 徒歩7分

▼ 徒歩15分

Ⓙ エトワール海渡リビング館 (有料)

アートマッププロジェクト、考現学マッププロジェクト、岩岡純子、L PACK.、窪田望、鈴木真梧、渡辺英司、チュオン・クエ・チー/グエン・フォン・リン(ベトナム)、ピョトル・ブヤク(ポーランド)、ナラカ・ウィジェワルダネ(スリランカ)、カミラ・スヴェンソン(ブラジル)、マリアム・トヴマシアン(アルメニア)、エルケ・ラインフーバー(ドイツ)、アダム・ロイガート(スウェーデン)

🚃 最寄駅:JR総武線「馬喰町駅」


所要時間(鑑賞含め3時間半程)

 

商都・日本橋の歴史と現代アートが交わるコース。エトワール海渡リビング館では、6フロアでたっぷり作品を鑑賞。続いて写真プロジェクト「Tokyo Perspective」の撮影地点をめぐります。豊嶋康子が戦後美術を支えた画廊跡に、鈴木理策が日本橋の風景に、それぞれ向けたまなざしを共有。その後は路地裏を散策し「スキマプロジェクト/日本橋室町・本町」を体験します。路傍の鉢植えに「擬態」し、都市の隙間に潜り込んだ多様な作品を見つけましょう。

 

注意:📸付き項目は写真プロジェクト「Tokyo Perspective」の撮影地点 (展示物はありません)。写真作品はエトワール海渡リビング館で展示。

 

Ⓐ エトワール海渡リビング館 (有料)

アートマッププロジェクト、考現学マッププロジェクト、岩岡純子、L PACK.、窪田望、鈴木真梧、渡辺英司、チュオン・クエ・チー/グエン・フォン・リン(ベトナム)、ピョトル・ブヤク(ポーランド)、ナラカ・ウィジェワルダネ(スリランカ)、カミラ・スヴェンソン(ブラジル)、マリアム・トヴマシアン(アルメニア)、エルケ・ラインフーバー(ドイツ)、アダム・ロイガート(スウェーデン)

🚃 最寄駅:JR総武線「馬喰町駅」

▼ 徒歩5分

ⒷⒸⒹⒺ 📸 豊嶋康子「Tokyo Perspective」撮影地点

左から:Ⓑ《Backshift 2015〜2025(アガタ竹澤ビル)》(旧ギャラリーαM)、
Ⓒ《Backshift 1990〜2025(聖徳ビル)》(旧田村画廊)、
Ⓓ《Backshift 1992〜2025(本銀第2ビル)》(旧真木・田村画廊)、
Ⓔ《Backshift 1992〜2025, 1997〜2025, 2000〜2025(日本橋秋山ビル)》(旧秋山画廊)
いずれも2025年

▼ 徒歩15分

ⒻⒼ 📸 鈴木理策「Tokyo Perspective」撮影地点

左から:Ⓕ《日本橋室町・東を望む》、Ⓖ《日本橋・北を望む》(いずれも2025年)

*近くの日本橋にも鈴木の撮影地点あり(上記リンク先のマップ欄㉚)。

▼ 徒歩3分

Ⓗ 日本橋の路地裏 スキマプロジェクト/日本橋室町・本町

片岡純也+岩竹理恵、栗原良彰、6lines studio + 塚本由晴、鈴木真梧、寺内木香、戸田祥子、ミルク倉庫ザココナッツ、森靖(岩岡純子はエトワール海渡リビング館で展示)

☕️ 近隣に飲食店多数。
🚃 最寄駅:東京メトロ「三越前駅」



所要時間(鑑賞含め3時間半程)行幸地下ギャラリーの佐藤直樹作品から北上し、大内風の壁画を経て、神田の優美堂のカフェでひと休み。さらに神田明神では鈴木昭男の《点 音(おとだて)》ポイントで、茶の湯の「野点(のだて)」のように耳を澄まして感覚を開いてみましょう。写真家やアーティストが東京のまちを撮影、その撮影地点も公開する「Tokyo Perspective」では、万世橋で港千尋、元3331で豊嶋康子がとらえた都市の風景を訪ねます。 

注意:📸付き項目は写真プロジェクト「Tokyo Perspective」の撮影地点 (展示物はありません)。写真作品はエトワール海渡リビング館で展示。

 

Ⓐ行幸下ギャラリー 佐藤直樹:そこで生えている。

《その後の「そこで生えている。」》2014年–、木炭、ベニヤ板

*2025年9月29日(月)–12月12日(金)(全体会期とは日程が異なります)
🚃 最寄駅:JR「東京駅」、東京メトロ丸ノ内線「東京駅」

▼ 徒歩10分

▼ 徒歩5分

Ⓒ大手町パークビル1Fエントランス 佐藤直樹:そこで生えている。(別会場)

*2025年9月29日(月)–12月12日(金)(全体会期とは日程が異なります)
*毎水曜には公開制作を実施。12:00-16:00予定 (日により変更可能性あり)

▼ 徒歩25分

Ⓓ 📸 中村政人「Tokyo Perspective」撮影地点(優美堂)

左から:《イエロー/優美堂2025》、《イエロー/優美堂の裏富士2025》(いずれも2025年)

元額縁店のアートスペース・優美堂。
☕️ ひと休みできるカフェもあります。◼︎画家O JUNによる富士山看板の裏側を眺めるには以下の手順で。
①カフェスタッフに飲物等を注文し、裏富士を見たいと伝える。
②カフェスタッフから注意事項の記載されたメモをもらう。
③注意事項に従って3階に行き、窓から裏富士を鑑賞。
*窓の外には出てはいけません。

▼ 徒歩15分

ⒺⒻⒼⒽ 📸 港千尋「Tokyo Perspective」撮影地点

左から時計回りに:Ⓔ《UR2L004》、Ⓕ《UR2L003》、Ⓖ《UR2L002》、Ⓗ《UR2L001》
(いずれも〈URBAN RITUAL /Tokyo2025〉シリーズ、2025年)神田川沿いに4か所の撮影地点(上記リンク先のマップ欄⑬⑭⑮⑯)。
☕️ マーチエキュート神田万世橋で休憩も⚪︎

▼ 徒歩12分

▼ 徒歩15分

Ⓙ 📸 豊嶋康子「Tokyo Perspective」撮影地点

《Backshift 2016〜2025 (ちよだアートスクエア 旧練成中学校)》2025年

🚃 最寄駅:東京メトロ銀座線「末広町駅」


所要時間(鑑賞含め1時間半程)

 

東京ドームシティから文京区本郷近辺を巡るコース。全長122mのスーパーリボンビジョンに映し出される村山悟郎の作品や、ホガリーが3人の女性を描いた大型壁画を体感。その後、写真家やアーティストが東京の風景を撮影、その撮影地点も公開するプロジェクト「Tokyo Perspective」から、畠山直哉がとらえた東京の風景を訪ねます。非日常のアートと日常のまちの風景の対比を楽しむさんぽです。

 

注意:📸付き項目は写真プロジェクト「Tokyo Perspective」の撮影地点 (展示物はありません)。写真作品はエトワール海渡リビング館で展示。

 

Ⓐ 東京ドームシティ 村山悟郎:生成するドローイング — リボン状の系列

参考図版:《絵画の双子》(部分)2021年 Photo by vvpfoto

🚃 最寄駅:JR中央・総武線「水道橋駅」、都営三田線「水道橋駅」

▼ 徒歩2分

Ⓑ 東京ドームシティ ホガリー:Re-sortir/リ・ソルティール

《Re-sortir/リ・ソルティール》2024年、東京ドームシティ 撮影:池ノ谷侑花(ゆかい)

▼ 徒歩14分

ⒸⒹⒺ 📸 畠山直哉 「Tokyo Perspective」撮影地点(文京区本郷)

左から:Ⓒ、Ⓓ、Ⓔ(いずれも2025年)

🚃 最寄駅:東京メトロ南北線「東大前駅」、丸の内線・都営大江戸線「本郷三丁目駅」


所要時間(鑑賞含め4時間程)

 

神保町から馬喰町へと歩き、まちに潜む美や視点の変化を体感。写真家やアーティストが東京を撮影し、撮影地点も公開するプロジェクト「Tokyo Perspective」からは、中村政人や港千尋のとらえた風景をたどります。神谷氷店、角地梱包、海老原商店旧店舗などの看板建築をめぐれば、歴史的な建物とアートの出会いを楽しめます。終点はエトワール海渡リビング館(有料)。さまざまな現代アートの表現をたっぷり味わえます。

 

注意:📸付き項目は写真プロジェクト「Tokyo Perspective」の撮影地点 (展示物はありません)。写真作品はエトワール海渡リビング館で展示。

 

Ⓐ 📸 中村政人「Tokyo Perspective」撮影地点(優美堂)

左から:《イエロー/優美堂2025》、《イエロー/優美堂の裏富士2025》(いずれも2025年)

元額縁店のアートスペース・優美堂。
☕️ ひと休みできるカフェもあります。◼︎画家O JUNによる富士山看板の裏側を眺めるには以下の手順で。
①カフェスタッフに飲物等を注文し、裏富士を見たいと伝える。
②カフェスタッフから注意事項の記載されたメモをもらう。
③注意事項に従って3階に行き、窓から裏富士を鑑賞。
*窓の外には出てはいけません。

▼ 徒歩13分

ⒷⒸⒹⒺ 📸 港千尋「Tokyo Perspective」撮影地点

左から時計回りに:Ⓑ《UR2L002》、Ⓒ《UR2L001》、Ⓓ《UR2L003》、Ⓔ《UR2L004》
(いずれも〈URBAN RITUAL /Tokyo2025〉シリーズ、2025年)神田川沿いに4か所の撮影地点(上記リンク先のマップ欄⑬⑭⑮⑯)。
☕️ マーチエキュート神田万世橋で休憩も⚪︎

▼ 徒歩13分

Ⓕ  神谷氷店 黒川岳:石を聴く

参考図版:《石を聴く》2022年 撮影:鈴木陽介

*東叡山 寛永寺(上野・御徒町エリア:おすすめコース①)でも展示。
☕️ 近隣にハンバーガー店「ハングリィジョーズTokyo」なども。

▼ 徒歩5分

▼ 徒歩7分

▼ 徒歩15分

Ⓘ 📸 中村政人「Tokyo Perspective」撮影地点(エトワール海渡 商品部ビル周辺)

左から:《イエロー/ワイヤーロック》、《イエロー/屋上プール》(いずれも2025年)

◼︎《イエロー/屋上プール》の場所を実際に眺める方法
立入許可が必要なため、同地を含む中村政人との散歩イベントを後日ご案内予定です。

▼ 徒歩5分

Ⓙ エトワール海渡リビング館 (有料)

アートマッププロジェクト、考現学マッププロジェクト、岩岡純子、L PACK.、窪田望、鈴木真梧、渡辺英司、チュオン・クエ・チー/グエン・フォン・リン(ベトナム)、ピョトル・ブヤク(ポーランド)、ナラカ・ウィジェワルダネ(スリランカ)、カミラ・スヴェンソン(ブラジル)、マリアム・トヴマシアン(アルメニア)、エルケ・ラインフーバー(ドイツ)、アダム・ロイガート(スウェーデン)

🚃 最寄駅:JR山手線「鶯谷駅」


所要時間(鑑賞含め2時間程)

 

東京駅から京橋、日本橋を巡るコース。大丸東京店前の通路床に広がる与那覇俊の色彩豊かな作品を皮切りに、京橋彩区(アーティゾン美術館/TODA BUILDING)周辺では鈴木昭男の《点 音(おとだて)》を体験。写真家やアーティストが東京を撮影し、撮影地点も公開するプロジェクト「Tokyo Perspective」からは、鈴木理策のみた日本橋の風景をたどります。スキマプロジェクトでは路地裏に点在する作品を探訪。五感でまちを再発見します。

 

注意:📸付き項目は写真プロジェクト「Tokyo Perspective」の撮影地点 (展示物はありません)。写真作品はエトワール海渡リビング館で展示。

 

▼ 徒歩8分

Ⓑ京橋彩区(アーティゾン美術館/TODA BUILDING)周辺  鈴木昭男「点音」

周辺に耳を澄ます場所が4か所あります(上記リンク先のマップ欄①②③④)。

▼ 徒歩15分

ⒸⒹⒺ 📸 鈴木理策 撮影地点(Tokyo Perspective)

左から:Ⓒ《日本橋》、Ⓓ《日本橋・北を望む》、Ⓔ《日本橋室町・東を望む》(いずれも2025年)

▼ 徒歩3分

Ⓕ スキマプロジェクト/日本橋室町・本町

片岡純也+岩竹理恵、栗原良彰、6lines studio + 塚本由晴、鈴木真梧、寺内木香、戸田祥子、ミルク倉庫ザココナッツ、森靖(岩岡純子はエトワール海渡リビング館で展示)

☕️ 近隣に飲食店多数。
🚃 最寄駅:東京メトロ「三越前駅」

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