- パフォーマンス
名称の庭・maze walking / 宮北裕美、鈴木昭男
エトワール海渡リビング館7階で展示中の渡辺英司のインスタレーション作品「名称の庭」。
このたびその展示空間と、サウンドアーティスト鈴木昭男、パフォーマー宮北裕美がコラボレーションするパフォーマンスが行われます。かつての渡辺英司と鈴木昭男の出会いをきっかけに新たに生まれる、特別なパフォーマンスです。
■場所:エトワール海渡リビング館 7階 「名称の庭 / エトワール海渡インスタレーション」内
■パフォーマー:宮北裕美「蝶無心尋花」の舞 / 鈴木昭男 「音の杖」
渡辺英司《名称の庭 / エトワール海渡インスタレーション》2025年、エトワール海渡リビング館7階 撮影:池ノ谷侑花(ゆかい)
〜「名称の庭」でのパフォーマンスに寄せて/渡辺英司氏コメント〜
お二人と知りあったのは、
2021年の愛知県大府市の僕自身が大府市と一緒に立ち上げたアートプロジェクトに招待したことがきっかけでした。
(ゲストキューレーター、山本さつき企画で)
「名称の庭」とのコラボレーションワークは、今までに2度あり、
一つは、2004年、エジンバラ芸術大学のスカルプチャーコート(多目的スペース)でのeca UNION(エジンバラ芸術大学・学生会)の提案で、「名称の庭」の中に100個ほどの目覚まし時計を持ち寄り、様々な音で、花々の中から虫の音のように目覚ましが鳴り出すというアイデアでした。
もう一つは、ArtZuid 2017 というアムステルダム国際彫刻ビエンナーレに参加した時に、展示場所であるArt Chapel に広がった「名称の庭」の中でアーティストPaul Goede が、“Mental Color”(ポール・フーデ/ 精神色)を発しました。
二つとも、音に関するコラボレーションでしたので、今回、東京ビエンナーレで一緒になった鈴木昭男さんと宮北さんとのコラボレーションが、イメージとして浮かんできた次第です。
「『点 音(おとだて)』in 東京ビエンナーレ2025」関連パフォーマンスより、2025年10月16日、アーティゾン美術館前 撮影:池ノ谷侑花(ゆかい)
アートオブリスト企画展(大府・愛知)以来のご縁がつづいて、迷い込んだ所は、東京ビエンナーレ2025の英司さんの「名称の庭」。
抜き足 – 差し足、音を頼りに彷徨う二人は・・・。
【開催前】2025.12.12 / エトワール海渡リビング館